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投稿者:木村 投稿日:2005/07/11(月曜) 20:23 No.719
対馬では、道沿いや崖の上などのいたるところで、木製の小さな楼のようなものがみられます。これらは蜂洞と呼ばれる、ミツバチが中で巣をつくりやすいように、人口的に加工された樹洞のようなものです。対馬の蜂蜜はニホンミツバチによるもので、濃厚でおいしいと評判ですが、普通行われる養蜂とは異なり、「蜂洞に蜂が入ってくれるかどうか」にかかっています。生業としては成り立っていないようですが、高値で取引されるためギャンブル性があり、なによりも食べて美味しいということで仕掛けている人は多いようです。
先日、梅雨の晴れ間に外に出かけてみた先で、ミツバチでびっしり塗り固められた蜂洞を発見しました。もう中には入りきらないといった感じで、ミツバチたちが寄り固まっていました。中はさぞかし、蜜でいっぱいなのでしょうね。