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投稿者:木村 投稿日:2004/07/23(金曜) 19:01
昨晩、センターからの帰り道でイノシシに遭遇しました。
生まれて初めて野生のイノシシを見たその瞬間、
「イノシシだ~~~~!!!」
と、イノシシに向かって叫んでしまいました。
イノシシにとても失礼なことをしたと反省しております。
結局その日はセンターから佐護の集落まで山道を降りてくる5分ほどの間に、イノシシ・ヤマネコ・テンを目撃。
そうそう無いスペシャルデーでした。
写真はスペシャルな棹崎(センター周辺)の半島です。
投稿者:檜山 投稿日:2004/07/16(金曜) 19:00
この蛾の翅にある一際目を引く丸い模様、大きな目玉、でんでん太鼓、人魂・・・みんな一度はどこかで目にしたことがあるこの模様。蛾の名前は「オオトモエ」。トモエ・・・巴・・・鞆絵。そうです、この模様の名前は「ともえ」です。そもそもこの「ともえ」、弓道で使う鞆(とも)を図案化したものだそうです。
このオオトモエの巴は1つ。この模様を一つ巴といいます。しかも左右で回転している方向が違います。ここ、重要です。左右の巴が反対方向に回転しているからこそ、全体として、おどろおどろしい、ヘビのようなエイリアンのような顔に見えるわけです。もしこれが同じ方向に回転していたら、きっとペコちゃんよろしくラブリーな顔になってしまいます。危ないとこでした、これでは身を守るどころの話ではありません。なにげない模様に隠された美しいまでの機能。自然は奇しく創られています。
投稿者:村山 投稿日:2004/07/15(木曜) 15:53
昔から農耕用に使用されてきた在来馬の一種、対州馬は今はとても稀な存在になりました。この対州馬、どうやら他の在来馬とはちょっと違うらしいのです。
前胸の部分が他種に比べて狭いのだとか・・・。他の馬をあまりまじまじと見たことが無いので今まで気づきませんでしたが、確かに寄り添うように前脚が揃っています。これは聞くところによると、山道を歩きやすいように改良されたためらしいです。
それにしても、おとなしくて人懐こくてかわいいです。
投稿者:木村 投稿日:2004/07/09(金曜) 20:14
発見しました、なんじゃこりゃ?な生物を。
この翅(はね)の形!模様!
この白い部分は何なんだ!?
うっすらとパールホワイトを帯び、貝殻の裏側のように輝いています。
地球外生命体といえば小さい頃、シャチホコガという蛾の幼虫をはじめて見た時に、その姿の禍々しさから「エイリアンだ!」と叫んだのを思い出します。
でもあれは今思えばシャチホコガの幼虫だったんですよね~
世の中、ふしぎないきものがたくさんいることに驚くとともに、それらも過去誰かに発見されていて名前が既についていることに驚きです。
このガも、センターにある昆虫図鑑で調べてみたら「ウスイロギンモンシャチホコ」というシャチホコガの仲間であることが判明しました。
やっぱりこのいきものも、既に誰かが発見していました。
投稿者:木村 投稿日:2004/07/03(土曜) 12:21
檜山さんの日記に応えて、ボランティアのTさんが半夏生の写真を送ってくださいました。白い葉と、素朴でやさしい感じの花がまた魅力的ですね。なかなか聞きなれない植物ですが、ドクダミの仲間と言ったら親しみやすくなるのではないでしょうか。
この半夏生のように、対馬には魅力的な植物が人知れずたくさん生えています。家の前に生えている「雑草」と呼ばれる植物にも、本当はひとつひとつ名前がついているんですよ!そう考えると、植物が気になって気になって、家の玄関からから駐車場の車まで(約20m)行くのに、1時間くらいかかってしまいそうです。図鑑を片手に「この植物はどんな花を咲かせるんだろう?」と・・・
最後になりましたが、Tさん写真をありがとうございました!
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