対馬野生生物保護センター

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2004年3月:センターの活動日誌・普及啓発

2004年3月の活動

集落座談会は続く・・・。

投稿者:村山 投稿日:2004/03/03(水曜) 23:10No.387

今日は先週に比べてちょっと寒さが戻ってきています。

仁田、一重で実施した様な座談会はこれからも続けるたいことの一つです。島内各地、上島下島を問わず出かけて行きたいと思っていますので、この日記を読んで興味を持たれた方はぜひセンターまでご連絡ください。

対馬には100以上の集落がありますがそれぞれの地域から様々なアイディアを頂き、それを保護の取り組みの中に生かすことができたらと思います。また現在の状況などを皆さんの住む地域で顔を見て説明し、理解していただく機会という意味でも積極的に取組んでいきたいです。

座談会part2

投稿者:山本 投稿日:2004/03/02(火曜) 16:44No.386

先週の仁田での座談会に引き続き、今週も日曜日に上対馬町の一重でツシマヤマネコと地域の暮らしを考える座談会を開催しました。一重は、総合学習を一緒に取り組んでいる南陽小学校がある地域なので、子どもたちもたくさん参加してくれ、全部で25名の参加がありました。会場の集会所がいっぱいになるほどでした。
一重の小学6年生の女の子が、数ヶ月前に一重でおこった交通事故を題材に「私たち一人一人の手でツシマヤマネコを守ろう」というメッセージを込めた作文を発表してくれ、その後みんなでヤマネコの保護に何が必要かを話し合いました。

2ヶ所の集落で座談会を開催してみて、集落ごとにそれぞれカラーがあるのだな、と感じました。座談会でも、集落のカラーに応じて話を引き出す方法を考えなければいけないと実感しています。いずれにしても、あちこちの集落で続けることで見えてくる「ヤマネコと人との共存の形」がありそうです。