九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。
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こんにちは!雲仙の瀬戸口です!
8月は、暑さのあまり毎日のように島原産のそうめんを食べていましたが、9月に入るとだいぶ涼しくなり、朝晩は少しブルッ(*_*)としちゃう位の気温になりました。雲仙岳の植物たちも、少しずつ秋らしい顔つきになってきましたよ~♪
.
(▲7回かまどに入れても燃え残る!ナナカマド。色が赤く色づいています!)
さて、今日は前回の日記でお知らせしました「九州ありあけ故郷(ひのくに)の風景~雲仙岳百景Ⅱ~フォトコンテスト」について、より詳しく紹介したいと思います\(^_^)/
昨年度の「島原半島の魅力~雲仙岳百景~フォトコンテスト」では、大部分は長崎県内からのご応募でしたが、有明海をはさんだ対岸の佐賀県・福岡県・熊本県さらには鹿児島県からの応募がありました。応募の際のコメントからは、「仕事に疲れた時は、海辺に車を走らせ対岸から見える雲仙岳に癒やされに行っています。」など、対岸地域の皆さんにとって、有明海に浮かぶ雲仙岳の風景が"故郷の風景"となっていることが分かりました。
そのフォトコンテスト受付終了時に、熊本方面等の方々から「次年度も是非企画して欲しい!」とのお声を多く頂き、今年度は対岸地域に重点をおいたフォトコンテストを企画しました\(^_^)/
今回の主なテーマは「有明海と雲仙岳」です。
サブテーマを3つ設けて、同時に募集しています!募集要領はこちらをご覧下さい!
⇒ http://kyushu.env.go.jp/pre_2015/post_17.html
サブテーマ①干潟・平野(佐賀県・福岡県)と雲仙岳
≪撮影可能な場所の例≫
...佐賀県中南部(多良山系、太良町、肥前鹿島干潟、白石町、天山、佐賀県庁、東よか干潟、佐賀空港、
吉野ヶ里遺跡)、福岡県筑後地方(柳川市、大川市、みやま市、大牟田市、高良山)など。
(▲佐賀県 三重津海軍所跡より)
他にも、干潟に飛び跳ねるムツゴロウやシオマネキと雲仙岳のセットはいかがでしょうか?
サブテーマ②阿蘇山と雲仙岳
●両山を写した1枚の写真
...飛行中の航空機、阿蘇山の山中(中央火口丘or外輪山)、雲仙岳(20以上の峰々)の
山中、久住山、etc.
(▲阿蘇草千里より 撮影者:鶴田 須美子氏)
●両山を同じ場所で別々に写したペア写真(撮影年月日は同じでなくてもOKです。)
...佐賀県の山岳部(多良山系、天山など)、熊本県の沿岸部(荒尾干潟、長州港、熊本港など)、
山地(小岱山、金峰山など)、白川・緑川の中下流域(県庁通り・阿蘇くまもと空港など)、
長崎県の島原半島東部、航行中のフェリー、飛行中の航空機など。
(▲阿蘇くまもと空港の上空より)場所によっては、有明海の干潟を入れこむこともできますよ~!
サブテーマ③天草諸島と雲仙岳
...熊本県の宇土半島北側、天草諸島の北側(千巌山、佐伊津港、天草空港、御所浦島など)、
八代海沿岸部(八代市、水俣市など)、鹿児島県の八代海沿岸部(長島町、出水市など)、
長崎県の雲仙岳(20以上の峰々)の山中など。
(▲上天草の千元森岳より 撮影者:カール・ジェンソン氏)
美しい海や、名産の干しダコを入れて撮ってみませんか?
.タイトル中の「ひのくに」についてですが、「ひのくに」、、、熊本のことやないと~?
といったイメージが強いと思いますが、、、いえいえ!熊本だけやなかとです!(^_^)/
実は、大昔の古代の時代、有明海沿岸には、長崎・佐賀・熊本・鹿児島の4県にまたがる「火の国」が存在していました。その後、火の国 ⇒ 肥の国 ⇒ 肥前国(長崎県+佐賀県)・肥後国(熊本県+鹿児島県長島町)と変遷していきました。
この「火の国」があったエリア(+筑後国、福岡県)では、古代からいつも有明海の干潟の奥に雲仙岳が見えていました。当時、有明海の沿岸にあった佐賀の吉野ヶ里遺跡の建物の配置の中心線は、実は雲仙岳に向かっています!熊本市内の最古の神社(健軍神社)も、雲仙岳に向かって建設されています!雲仙岳は三方を海に囲まれ、高さ以上に立派に見えるということで、拝みたくなるような(^人^)昔から神秘的なオーラを放っている存在だと思います。
今では忘れられかけている古代から続くこの風景を、今回ぜひ再発見してみませんか?
前期の応募〆切りは、9月末ですよ~\(^_^)/!
皆さんから沢山のお写真のご応募お待ちしております\(^_^)/!
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、瀬戸内海、西海、雲仙天草、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、屋久島、慶良間諸島、西表石垣国立公園、やんばる国立公園、奄美群島国立公園があります。
こんにちは!雲仙の瀬戸口です!
8月は、暑さのあまり毎日のように島原産のそうめんを食べていましたが、9月に入るとだいぶ涼しくなり、朝晩は少しブルッ(*_*)としちゃう位の気温になりました。雲仙岳の植物たちも、少しずつ秋らしい顔つきになってきましたよ~♪
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(▲7回かまどに入れても燃え残る!ナナカマド。色が赤く色づいています!)
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さて、今日は前回の日記でお知らせしました「九州ありあけ故郷(ひのくに)の風景~雲仙岳百景Ⅱ~フォトコンテスト」について、より詳しく紹介したいと思います\(^_^)/
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昨年度の「島原半島の魅力~雲仙岳百景~フォトコンテスト」では、大部分は長崎県内からのご応募でしたが、有明海をはさんだ対岸の佐賀県・福岡県・熊本県さらには鹿児島県からの応募がありました。応募の際のコメントからは、「仕事に疲れた時は、海辺に車を走らせ対岸から見える雲仙岳に癒やされに行っています。」など、対岸地域の皆さんにとって、有明海に浮かぶ雲仙岳の風景が"故郷の風景"となっていることが分かりました。
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そのフォトコンテスト受付終了時に、熊本方面等の方々から「次年度も是非企画して欲しい!」とのお声を多く頂き、今年度は対岸地域に重点をおいたフォトコンテストを企画しました\(^_^)/
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今回の主なテーマは「有明海と雲仙岳」です。
サブテーマを3つ設けて、同時に募集しています!募集要領はこちらをご覧下さい!
⇒ http://kyushu.env.go.jp/pre_2015/post_17.html
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サブテーマ①干潟・平野(佐賀県・福岡県)と雲仙岳
≪撮影可能な場所の例≫
...佐賀県中南部(多良山系、太良町、肥前鹿島干潟、白石町、天山、佐賀県庁、東よか干潟、佐賀空港、
吉野ヶ里遺跡)、福岡県筑後地方(柳川市、大川市、みやま市、大牟田市、高良山)など。
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(▲佐賀県 三重津海軍所跡より)
他にも、干潟に飛び跳ねるムツゴロウやシオマネキと雲仙岳のセットはいかがでしょうか?
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サブテーマ②阿蘇山と雲仙岳
≪撮影可能な場所の例≫
●両山を写した1枚の写真
...飛行中の航空機、阿蘇山の山中(中央火口丘or外輪山)、雲仙岳(20以上の峰々)の
山中、久住山、etc.
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(▲阿蘇草千里より 撮影者:鶴田 須美子氏)
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●両山を同じ場所で別々に写したペア写真(撮影年月日は同じでなくてもOKです。)
...佐賀県の山岳部(多良山系、天山など)、熊本県の沿岸部(荒尾干潟、長州港、熊本港など)、
山地(小岱山、金峰山など)、白川・緑川の中下流域(県庁通り・阿蘇くまもと空港など)、
長崎県の島原半島東部、航行中のフェリー、飛行中の航空機など。
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(▲阿蘇くまもと空港の上空より)
場所によっては、有明海の干潟を入れこむこともできますよ~!
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サブテーマ③天草諸島と雲仙岳
≪撮影可能な場所の例≫
...熊本県の宇土半島北側、天草諸島の北側(千巌山、佐伊津港、天草空港、御所浦島など)、
八代海沿岸部(八代市、水俣市など)、鹿児島県の八代海沿岸部(長島町、出水市など)、
長崎県の雲仙岳(20以上の峰々)の山中など。
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(▲上天草の千元森岳より 撮影者:カール・ジェンソン氏)
美しい海や、名産の干しダコを入れて撮ってみませんか?
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タイトル中の「ひのくに」についてですが、「ひのくに」、、、熊本のことやないと~?
といったイメージが強いと思いますが、、、いえいえ!熊本だけやなかとです!(^_^)/
実は、大昔の古代の時代、有明海沿岸には、長崎・佐賀・熊本・鹿児島の4県にまたがる「火の国」が存在していました。その後、火の国 ⇒ 肥の国 ⇒ 肥前国(長崎県+佐賀県)・肥後国(熊本県+鹿児島県長島町)と変遷していきました。
この「火の国」があったエリア(+筑後国、福岡県)では、古代からいつも有明海の干潟の奥に雲仙岳が見えていました。当時、有明海の沿岸にあった佐賀の吉野ヶ里遺跡の建物の配置の中心線は、実は雲仙岳に向かっています!熊本市内の最古の神社(健軍神社)も、雲仙岳に向かって建設されています!雲仙岳は三方を海に囲まれ、高さ以上に立派に見えるということで、拝みたくなるような(^人^)昔から神秘的なオーラを放っている存在だと思います。
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今では忘れられかけている古代から続くこの風景を、今回ぜひ再発見してみませんか?
前期の応募〆切りは、9月末ですよ~\(^_^)/!
皆さんから沢山のお写真のご応募お待ちしております\(^_^)/!