対馬野生生物保護センター

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とらやまの森
環境省 対馬野生生物保護センター ニュースレター

とらやまの森第29号

 

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祝・来館10万人!


 平成17年6月26日(日)にセンターの来館者数が10万人に達しました。平成9年8月1日に開館してから約7年11ヶ月での達成です。
 記念すべき10万人目の来館者は、対馬市上対馬町在住の井川吉徳(38)さんご一家でした。
「今日は、センター主催の自然観察会に参加しようと思って来ました。センターには時々遊びに来ていましたが、10万人目にはとにかくビックリです。次は15万人目も目指します」とうれしそうに話す井川さんご一家。10万人目を記念して、賞状と記念品が贈られました。
 センターでは、みなさんが何度来ても満足してもらえるよう、展示を工夫したり、楽しいイベントを企画していきたいと思っています。
(写真:「10万人目の笑顔」井川さんご一家)




やまねこニュース

再び、野生へ!

 今年の2月3日に上県町瀬田でトラバサミにより錯誤捕獲されたオスのヤマネコが、センターでのケガの治療を終え、5月16日に再び野生に帰ることができました。トラバサミにかかったヤマネコが野生に復帰できることは、非常に稀です。その後の追跡調査でも元気に生活しているのが確認されています。

(写真:野生復帰したツシマヤマネコ)


残念・・・

 福岡市動物園で今年生まれた5頭の仔ネコのうちの3頭が、6月13日~14日にかけて相次いで死亡しているのが発見されされました。いずれも、母ネコから咬まれたことが死亡の原因であると判断されました。しかし、なぜ母ネコが仔ネコを咬んだのかについては現在調査中です。



新人紹介

 自然保護官補佐(アクティブ・レンジャー)として、6月から新たに2名の仲間がセンターに加わりました。新人からのメッセージです。

松原 ゆき(自然保護官補佐:飼育担当・獣医師)

 学生の頃から、いつか対馬で暮らし、ツシマヤマネコに関わる仕事がしたいと思っていましたが、こんなに早く夢が叶うとは思っていませんでした。センターでは飼育を担当していますが、毎日ヤマネコと接していると、様々な発見があってとても楽しいです。私はできるだけ長く対馬にいたいと思っています。みなさんとは直接接する機会は少ないと思いますが、どうぞよろしくお願いします。
 プロフィール:千葉県市川市出身

前田 剛(自然保護官補佐:地域との共生担当)

 毎日忙しくも、自分が心の底から守りたいもの(対馬の自然・ツシマヤマネコ・文化)があるということに幸せを感じながら仕事をしております。
 私は、対馬の自然を、そしてヤマネコを守っていけるのはやはり対馬の地域の方々だと思っています。みなさんが主役になって取り組めるよう、一緒に頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
 プロフィール:長崎県国見町出身

 6月から、センターは職員9名の新体制で頑張っています。よろしくお願いします。


とらやまの森第29号

 

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