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とらやまの森第30号 |
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ツシマヤマネコ生息密度マップ |
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今回の生息調査の結果から、ツシマヤマネコの生息密度マップを作成しました。色の濃い地域ほど、ヤマネコが多く生息していることを表します。今後、このマップを基に様々な情報を加えていき、ヤマネコの保護に役立てていく予定です。 2002年に賀谷地域で保護されたツシマヤマネコ |
第3次生息調査に関するQ&A |
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Q1.ヤマネコの生息数は70~90頭とされていたが、今回80~110頭となって増えたのでは?A1.いいえ。今回の調査は、DNAによる識別など新しい調査手法の導入等により、前回に比べてより正確にヤマネコの生息状況が把握できています。条件をそろえるために過去の推定生息数を見直し、推移を見たところ減少が明らかになりました。 Q2.80~110頭ってどのような頭数?A2.野生生物が生息を続けるには非常に少ない頭数で、例えば病気によりあっという間に絶滅する危険性があります。 Q3.下島にはヤマネコはもういないの?A3.いない可能性があります。いたとしても非常に少ない数だと考えられます。 Q4.福岡市動物園で増えたヤマネコをすぐに野生に戻しては?A4.放したヤマネコが生きてゆくためには、野生に戻す前に十分なエサが確保できるような環境づくりを行う必要があり、それには長い時間がかかります。また、現在の飼育下のヤマネコをもう少し増やす必要があります。 詳しくは11月発行予定の第3次生息調査結果のパンフレットにてご紹介いたします。 |
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