ホーム >> ツシマヤマネコ「福馬」の死亡について
令和元年7月27日、対馬野生生物保護センターで飼育中のツシマヤマネコ「福馬(オス)」が死亡しましたのでお知らせいたします。
生前の福馬 享年15歳3ヶ月
「福馬」は福岡市動物園で生まれ、平成16年12月から対馬野生生物保護センターにおける三代目の生体展示個体として、2008年6月~2019年7月の間一般公開され、ツシマヤマネコの普及啓発に貢献しました。
昨年12月30日に歩様異常(ふらつき)が認められたため、展示を休止し、血液検査、エコー検査、レントゲン検査を実施するも異常所見は確認できず、高齢による体調不良として経過を観察してきました。今年7月23日夕方、これまでとは異なる歩様異常を認め、翌日24日、歩様の改善が無く、食欲も減退したため、無麻酔下での血液検査、エコー検査、レントゲン検査を実施しましたが、明らかな異常はみられませんでした。その後回復はみられず27日15時47分に心肺停止が確認されました。
死因については検査機関に病理解剖を依頼中です。
「福馬」の冥福を祈るとともに、これまで「福馬」のことを温かく見守ってくださった皆様には心から御礼申し上げます。
なお、7月30日(火)から8月12日(月)までの間、人気者だった福馬を偲んで、福馬展示場前に献花台を設置し、福馬へのお別れのメッセージを募集いたします。
【お問い合わせ】 対馬野生生物保護センター TEL 0920-84-5577 (担当:山本・箕浦)