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投稿者:前田 投稿日:2007/08/01(Wed) 21:09 No.1411
10年。
数多くの方々の手と汗と涙で迎えた10周年。
礎を気づき、尽力されてきた諸先輩方と関係者、地域の方々にただただ感服するばかりです。
さて、10周年の特別企画として、今日から9月いっぱいまで、イリオモテヤマネコ展と対馬の野生動物はく製特別展を開催しています。
こじんまりとした展示ですが、中身で勝負。イリオモテヤマネコ展では、西表野生生物保護センターに協力いただき、イリオモテヤマネコの生態や現状、保護対策の最新の情報を紹介しています。ステッカーやリーフレットなども無料で配布しています。
はく製展では、何とキタタキをお借りしちゃいました><!!キタタキは、日本では対馬にのみ留鳥として分布していましたが、現在は絶滅したと考えられています。標本数が極めて少なく、対馬においては厳原資料館にしかありません。その標本は、明治35年に御嶽で採集されたもので、かつて御嶽にキタタキが生息していたことを示すものとして学術的に貴重なものです。そんな貴重なシナをセンターで見ることができるのです!!しかも厳原資料館がしばらくの間閉館中ですので、今はセンターでしか見ることはできません。
キタタキに加え、オジロワシなどの希少種もお借りしています。見応えありますので是非ご来観ください。
↑イリオモテヤマネコ展と対馬の野生動物はく製特別展