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投稿者:佐々木 投稿日:2006/08/21(Mon) 19:47 No.106
平成18年8月11日(金)に、総合研究大学院大学の研究プロジェクトの一環で、秋篠宮殿下がセンターにいらっしゃいました。このプロジェクトは、総勢22名の研究者が、対馬における野生生物と人とのかかわりの歴史と現在の状況を学び、将来のあり方を考えていくというテーマで行われました。
センターでは、ツシマヤマネコの現在の状況や、保護の取り組みについて解説をし、殿下を含めた研究者の方々から、多くの助言をいただきました。
御一行は、センターのほかにも、自然や動物に関連して、鰐浦のヒトツバタゴ自生地、中山集落における木庭作・対馬地鶏・蜂洞を使った養蜂、あそうベイパークにおける対州馬の保存などを御見学されました。また、文化に関連して、峰町歴史資料館、県立対馬歴史民族資料館などを御見学されました。
ツシマヤマネコに限らず、対馬には自然的にも文化的にも多くの財産が残されていて、それらが渾然一体となることが対馬の魅力になっていて、今回の来島となったとのことでした。これからも、対馬の宝を次の世代に引き継いでいきたいと改めて実感しました。