タチツボスミレ
3月26日のお散歩観察会は、「棹崎 春の植物観察会」でした。スミレの仲間を中心に、小さな春を探しに行きました。目指すは白いスミレ、「ナンザンスミレ」です。
初めに現れたのは、丸い葉っぱが特徴の「タチツボスミレ」でした。対馬では最も普通に見られるスミレの仲間です。
アカネスミレ
少し進むと、雰囲気の違うスミレが出てきました。葉っぱは丸くなく、全体に毛が生えて、触るとフワフワしています。このスミレは「アカネスミレ」。
スミレ
さらに進むと、日当たりの良い芝生に、細長い葉っぱのスミレが咲いています。これが正真正銘の「スミレ」。棹崎には様々な種類のスミレが咲いていました。
ナンザンスミレ
山の中に分け入ると、白いスミレが現れました。切れ込みの入った葉っぱが特徴の「ナンザンスミレ」、ついに発見です。他のスミレに比べて、少し開けた山の中が好きなようです。凛とした雰囲気を楽しませてもらいました。
ジョウビタキ
この他、今回はクサイチゴ、コショウノキなどの花、ジョウビタキ、メジロなどの鳥、ナナホシテントウやマルハナバチなどの昆虫も観察することができました。
クサイチゴ
春になって、生き物がたくさん現れる楽しい季節になりましたね。