ホーム >> 報告書・資料・パンフレット >> 過去のセンター活動 >> センターの活動報告(2006年) >> 2006年1月の活動
投稿者:木村 投稿日:2006/01/30(Mon) 21:56 No.910
日本一の長さを誇る対馬のリアス式海岸、「浅茅湾」の中を走る渡海船「ニューとよたま」に乗ってきました。
この渡海船は普段、浅茅湾に突き出る各岬集落に棲むお年寄りが、市街地の病院まで通うのに使っているそうです。岬集落に棲む方々にとっては欠かせない交通手段のようです。
一方で、「渡海船」は観光資源としても注目されているそうです。個人的には、海鳥がおもしろくなるこの季節、浅茅湾に集まる鳥を見るのに乗り込んでみました。
この地図は「渡海船」でいただいたものですが、中央の赤い線が主な航路・停泊場所です。
陸路が十分に整備されていなかった頃の対馬は、ほとんどの移動を船でおこなっていたそうです。この地図を見れば納得ですね。
参考:最長距離の仁位~樽ヶ浜まで運航時間約1時間・料金940円
投稿者:木村 投稿日:2006/01/30(Mon) 22:03 No.911
豊玉町、仁位から乗船。
渡海船は現在対馬市が運営しているそうです。
観光目的で乗りたい旨を伝えると、クルーの市の職員の方が観光ガイドをしてくれました。
投稿者:木村 投稿日:2006/01/30(Mon) 22:11 No.912
出港してすぐに、海に浮かぶ鳥居で有名な「和多都美神社」が現れます。
海から見る海神神社は、また一層の趣があります。
神社を覆う鎮守の森も見事です。
(この時は潮が引き気味だったのが少し残念でしたが・・・)
投稿者:木村 投稿日:2006/01/30(Mon) 22:25 No.913
この日はヒジキ漁?の口開けの日だったらしく、
海岸でなにやら採集している人が多く見られました。
また、浅茅湾は真珠やヒオウギガイの養殖も盛んに行われているそうで、
養殖場のブイがたくさん浮いていました。
投稿者:木村 投稿日:2006/01/30(Mon) 22:40 No.914
いくつか停泊所を回り、終点樽ヶ浜へ向かう途中、なにやら怪しい動きをするカモメの群れに遭遇。
何事かと双眼鏡を覗いてみると、海面になにやらいびつな形状の物体が浮かんでいました。
こりゃナンダとよくよく見ると、なんとシカの頭!!
シカが浅茅湾を渡るという話しは聞いていましたが、まさか実際にこの目で見るとは!
とってもラッキーでした(^^)
(←画像中央の海面に浮かぶ点がシカです(--;こんなでスミマセン)
しかし、シカが泳ぎつかれて息耐えるのを待つかのように群がるカモメやトビ。
きっと、これは日常によくあることで、息絶える個体もよくあることで、それを糧にカモメもトビも暮らしているのでしょう・・・
渡海船は無情にも樽ヶ浜へと遠ざかるばかりで、最後まで見届けることは叶いませんでした。
投稿者:木村 投稿日:2006/01/30(Mon) 22:53 No.915
そんなこんなで樽ヶ浜に到着。
←これが船着場です!樽ヶ浜にはひっそりと控えめに看板が立っていましたが、ここ以外には看板の「か」の字すらありません。
(私の見落としで実際はあるのだと言われても、見落とされるようなものは看板ではありません)
一般観光客には絶対にここが船着場とはわからないでしょうね。
非常にもったいないと思います。
さて、30分後の折り返し出港まで、HOTコーヒーを買って暖をとります。
投稿者:木村 投稿日:2006/01/30(Mon) 23:03 No.916
さあ、復路です。
私が乗った復路は最終便なので、往路よりも多く岬を回ります。
途中、目についた大岩。
海からカエルが出てきたようで愛着が持てました。
しかし、これがどこの岬にあたるのか、さっぱり見当が付かず。
クルージングに行かれる際は、等高線地図を持参されることをお薦めします。
投稿者:木村 投稿日:2006/01/30(Mon) 23:11 No.917
上島の南西端にあたる加志々に到着。
集落の裏に聳え立つ山林に、神社を発見。
渡海船を出迎えてくれているようでした。
加志々の漁師さんたちは、いつもこの神社の神様に見送られ、出迎えられているんだなーと実感。
車でも加志々には何度か行ったことはありますが、船でこなければわからない発見でした。
投稿者:木村 投稿日:2006/01/30(Mon) 23:18 No.918
加志々を出港して後方を見ると、上島の最南西端「廻」と、
下島の最北西端「尾崎」を両手に見ることができました。
このあたりは外海に近くなるので海も荒れるかと思いましたが、終始穏やかな航海でした。
投稿者:木村 投稿日:2006/01/30(Mon) 23:36 No.920
仁位の港に着く頃には、だいぶ日が傾いていました。
仁位着が17時15分、冬至の頃に乗れば、
海に沈む夕日を海の上で楽しむことができるかもしれません。
乗組員の方によれば、春先は新緑がまた美しく、季節ごとの浅茅湾を楽しめるそうです。
新たな発見のたくさんあった浅茅湾クルージング、
季節季節でまた乗りたいと思える、爽快な旅でしたーオススメです(^^)
投稿者:木村 投稿日:2006/01/23(Mon) 19:14 No.902
昨年9月に発表された、ツシマヤマネコの最新生息調査結果の概要が記されたパンフレットが、長崎県・環境省から発行されました。
内容を更に詳しく知りたい方は、長崎県庁ホームページ内のツシマヤマネコ情報コーナーへどうぞ!
http://www.pref.nagasaki.jp/sizen/index.html
ちなみにこの表紙のヤマネコ、昨年秋から大好評発売中の本格焼酎「つしまやまねこ ちび」(300ml)のラベルに起用されているちびヤマネコの成長した姿であります!
酒瓶とパンフレットを両手に持って見比べてみてください。
投稿者:木村 投稿日:2006/01/16(Mon) 23:00 No.897
国際ワークショップにかまけていたら、いつの間にか1月も半ばを過ぎてしまいました。
みなさま、職員日誌は相変わらずこの調子ですが、本年もどうぞ宜しくお願い致します。
新年といえば、お参りにはいかれましたか?(相当時事遅れですが・・・(--;)
対馬沿岸には100以上もの無人島が点在しているのですが、その中のいくつかには神社が見られます。
謂われなどは良く知りませんが、昔人力でつくられたであろう石垣から、当時の人々の自然に対する畏怖の念・信仰心の相俟っての想いを感じました。
行ってもいいなら、一度行ってみたい場所のひとつです。
投稿者:朝倉 投稿日:2006/01/23(Mon) 20:08 No.903
数年前、北海道で大空を悠々と飛んでいる「オオワシ」「オジロワシ」を見ました。デカくて、堂々としていて、とにかくカックイイー!!
そんな彼らが、対馬でも見られるそうです!スバラシイ!!
そんな訳で近頃の私は。日中車に乗っている時、いつも空を見て運転しています。。。
ですから、皆さん!私の車を見たら、よけて下さーい!!
★お願いしま~す★
投稿者:朝倉 投稿日:2006/01/16(Mon) 19:06 No.895
お初にお目にかかります!11月から勤務が始まり、とうとう私も日誌を書くことになりました。何を書いていいのやら~。。。
私が勤め始めてから、こんなに雨が降り続いたことが今までには無く。建物にもよりますが、凄い湿気に驚いています。。。2日前には、“保護観察棟”と呼ばれる建物の、広~いお部屋が結露でずぶ濡れ。。。まるで濡れた犬が体をブルブルしたみたいな状態!部屋一面が水溜りになっていました。
今からこんなんで、梅雨時にはどうなるのか、、、ちょっと行く先、不安になってきている今日この頃です。。。