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投稿者:大林 投稿日:2005/08/16(火曜) 21:53 No.754
「精霊流し」ともいうみたいですね。
さだまさしの歌にもありますし、長崎市内が有名なのですが、対馬でも行われていました。
本来は、家族に亡くなった者のある家が初盆を迎えたとき、故人をしのびつつ、その魂を三途の川の向こうへとひっそり送るためのものだったらしいのですが、お盆で帰ってきた先祖を送るために常に行われるようになっているみたいです。
テレビで昔見たろうそくを和紙で囲んでというものでなく、対馬のものは非常に立派な船に乗せられて、いろんなものを載せて火を掲げながら進んでいっていました。
夜の川に浮かぶ明かりが非常に幻想的だったのと、家族みんなでそれを見守っている様が非常に印象的でした。
観光ではなく、地元のそして家族の行事としてこれが続いている。何か温かい大事なものにふれたようなそんな感じがしました。
追伸
対馬のあるところではお盆の時、先祖は蝉に乗って帰ってくるとのことです。私の所ではナスとか芋に脚をつけたような気がします。皆さんの所ではどうですか?