対馬野生生物保護センター

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2002年8月-親子ツシマヤマネコ痕跡探しハイキング

2002年8月の活動

 ヤマネコの生息範囲から栄養状態・食性(どんなものを食べているのか)、といったあらゆる情報の宝庫「フン」を探しました。はじめはおっかなびっくりだった参加者も、次第にフン探しの面白さに夢中になっていきました。

ヤマネコのフンを観察する参加者

フン発見! 写真撮影。
「ほ~、これがヤマネコのフンかあ・・・」
妙に感心しつつも、まだフンとの距離が遠いですね。

フンをほぐす職員と子ども

「何が入っているんだろうね?」つんつん。
フンをほぐすと、中から小さな骨や羽根などが出てきました。
「ネズミを食べたのかな?」

フンに夢中になる大人たち

痕跡調査開始から30分もすると、大人の方が夢中になってたりします。
「あっ!また見つけた!!」

フンをビンにいれ、水を加えてほぐします

「何が出てくるかな?」
手袋をしてフンを洗っているところです。
水やアルコールなどにフンを溶かすと、内容物を確認しやすくなります。

顕微鏡でフンの内容物を観察中

やまねこがどんなものを食べているのか、自分の目で確認中。
「こんなもの食べてたんだ~」
フンは生きているヤマネコの情報の宝庫なのです。