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沖縄奄美自然環境事務所

報道発表資料

2026年07月16日
  • 報道発表

ネオパークオキナワにおけるノグチゲラ救護個体のリハビリテーション開始(2例目)について(お知らせ)

 2026年4月20日(月)に、国頭村安田の県道上で交通事故に遭い救護された国内希少野生動植物種であるノグチゲラ1羽について、NPO法人どうぶつたちの病院沖縄による治療により順調に回復をしており、7月11日よりネオパークオキナワに移動して、野生復帰に向けたリハビリテーションを開始しておりますのでお知らせいたします。
 ネオパークオキナワによるリハビリテーションを目的としたノグチゲラの受入れは2026年9月の事例に続いて2例目となります。

1.ネオパークにおいてリハビリテーションを開始する個体について

 1.救護日時   2026年4月20日(月)7時10分頃

 2.性別・年齢  オス・成鳥

 3.救護場所   国頭村安田 県道2号線 11.2キロポスト付近

 4.発見時の状況
 国頭村安田で県道の中央線上にうずくまっているノグチゲラが発見され、連絡を受けた環境省やんばる自然保護官事務所職員が当該個体を搬送し、NPO法人どうぶつたちの病院沖縄職員に引き渡した。

 5.治療及び経過について
 救護されたノグチゲラは、骨折などは見られないものの、全身を強打し、脱力している状態であった。車両との衝突の際に全ての尾羽を欠損していた。病状及び救護された状況から救護原因は交通事故と判断された。
 治療への反応は良好で、数日後には食欲や活動性が改善していったため、うるま市内のNPO法人どうぶつたちの病院沖縄の救護施設の小型ケージ内でのリハビリテーションを開始した。運動能力も徐々に回復してきたことから、6月13日より国頭村内にある環境省ヤンバルクイナ飼育繁殖施設の一角のケージでリハビリを継続してきた。
 飛翔力は徐々に回復してきているが、尾羽が欠損しているため飛翔能力が十分に回復していないため、尾羽の回復を待ちながら、さらに広いケージでの飛翔訓練を継続するため、ネオパークオキナワの協力を得て、野生復帰を目指してリハビリテーションを実施することとなった。
 

2.当該個体のリハビリテーション及び野生復帰について

 1.ネオパークオキナワにおけるリハビリテーションについて
 ネオパークオキナワは、沖縄県の傷病鳥獣救護事業に基づき、これまでにも傷病鳥獣の保護飼養ボランティアとして傷ついた野生動物を受入れ、野生復帰に寄与してきた。
 リハビリテーションを目的としたノグチゲラ傷病個体の受入れは、2026年9月29日の受入れ事例に続けて2例目となり、昨年9月の受入れ個体の隣に新たに整備されたケージにおいて野生復帰に向けたリハビリテーションを行う。
 また、人間活動が野生動物に与える影響についての普及啓発を目的として、当該個体の環境への適応が進んだ段階で、1 例目の個体と同様にリハビリテーションの様子の見学ができるよう整備を行うことを予定している。

 2.野生復帰について
 今後のネオパークオキナワにおけるリハビリテーションの進捗状況を踏まえ、獣医師や専門家等と協議の上、野生復帰の可否や時期の検討を行う。

お問い合わせ先

環境省沖縄奄美自然環境事務所   所長  大林 圭司
NPO法人どうぶつたちの病院沖縄 理事長 長嶺 隆
ネオパークオキナワ        園長  宮里 好一

担当:
環境省やんばる自然保護官事務所  庄嶋(0980-50-1025)
NPO法人どうぶつたちの病院沖縄 長嶺(098-995-9488)
ネオパークオキナワ        山中(0980-52-6348)