報道発表資料
2022年08月01日
- 報道発表
西表石垣国立公園指定50周年記念事業について(お知らせ)
西表石垣国立公園が指定より50年の節目を迎えたことから、守り受け継がれてきた雄大な自然とその中で育まれてきた伝統文化の大切さを広く伝え、次の世代に残し、つないでいくために、写真展や絵画コンクール、自然観察会等の事業を行います。各種詳細はウェブページ等でご案内いたしますので、ぜひご参加ください。
1.はじめに
西表石垣国立公園は、地域の皆様をはじめ多くの方々の深いご理解とご協力のもと、今年で指定から50年(石垣地域編入から15年)を迎えました。国立公園の島々と海域には、美しい自然とそこに息づく多様な生き物、その恩恵のもとでの生活と文化があり、島の魅力を求めて多くの人々が訪れます。そんな島の50年の魅力をもう一度見つめ、また、これからも新しく見つかるようにという想いを込めて、期間中さまざまなイベント等を開催します。
あなたの大切にしたい島の“すてき”、これからも残していきたい島の“すてき”を、一緒に探してみませんか。
2.スローガン
島の「すてき」をいつまでも
島で過ごすうち、ふと目にした景色や命のにぎわいに豊かな自然を感じ、音や香りに季節を感じ、流れる水や吹く風、木々が作り出す大きな日陰に暑さを忘れる――きっと、ひとりひとりの心の中に島を「すてき」と感じた記憶があります。島に住まう人やここを訪れた人が感じた「すてき」を、次世代やそのもっと先の世代にも守り伝えていきたいという願いを込めました。
3.ロゴマーク
西表石垣国立公園は、指定から50年を迎えた西表地域と編入から15年を迎えた石垣地域の2つの地域から成ります。各地域を代表する生き物と、石垣島と西表島の間に広がる日本最大のサンゴ礁海域「石西礁湖(せきせいしょうこ)」をモチーフにしています。4.事業内容
各種イベント詳細につきましては、随時下記にてお知らせいたします。皆様のご参加をお待ちしています。
(1)パークボランティア写真展~島の「すてき」をいつまでも~ (石垣自然保護官事務所)
西表石垣国立公園で活躍するパークボランティアのみなさんが撮りためた写真を展示します。いつまでも残したい「すてき」を、ぜひご覧ください。
第1期 【日程】8月1日(月)~8月8日(月) ※土日を除く
【場所】石垣市役所(開庁時間 8:15~17:15) ※8月1日(月)は13:00~
〒907-8501 沖縄県石垣市字真栄里672番地
第2期 【日程】8月9日(火)~8月23日(火)
【場所】石垣港ユーグレナ離島ターミナル
〒907-0012 沖縄県石垣市美崎町1
(2)特製シール泡盛 (石垣自然保護官事務所)
郡内10メーカーの泡盛(三合瓶)に特製シールを貼って出荷いただき、周年事業の広報にご協力をいただきます。8月初旬から出荷予定!
【協力】株式会社池原酒造、国泉泡盛合名会社、合名会社崎元酒造所、請福酒造有限会社、有限会社高嶺酒造所、株式会社玉那覇酒造所、仲間酒造株式会社、波照間酒造所、有限会社八重泉酒造
(3)海の自然教室2022 (石垣自然保護官事務所)
スノーケリングを楽しみながら行う自然観察会を全2回開催予定です。海中すごいぜ!
第1回 【日程】8月27日(土) (予備日 9月11日(日))
【場所】真栄里海岸
第2回 【日程】10月1日(土) (予備日 10月15日(土))
【場所】米原海岸
(4)マングローブスノーケル観察会 (西表自然保護官事務所)
日本最多の生息魚種を誇る河川、浦内川のマングローブにてスノーケリングを楽しみながら汽水域の生き物を観察しよう!
【日程】10月2日(日)
【場所】浦内川
(5)交通事故防止ヤマネコ絵画コンクール (西表自然保護官事務所)
イリオモテヤマネコをはじめとした島の動物たちを交通事故から守るため、竹富町内の小中学生が描いた力作が集まります。子どもたちが描く国立公園の動物たちをご覧ください。
【日程】12月中旬以降
【場所】大原港、上原港、石垣港ユーグレナ離島ターミナルなど
(参考)西表石垣国立公園について
(1)これまでのあゆみ昭和47年(1972年)4月18日付けで西表地域が琉球政府により、「西表政府立公園」に指定され、同年5月15日の本土復帰に伴い、「西表国立公園」として指定されました。
平成19年(2007年)8月1日に行った石垣島地域の国立公園区域の追加指定に伴い、現在の「西表石垣国立公園」へ名称変更されています。
(2)国立公園のテーマ
原生的な亜熱帯林とサンゴ礁の海
(3)規模
陸域面積 40,658 ha
海域面積 81,497 ha
(4)特長
日本最南端の国立公園であり、亜熱帯性常緑広葉樹林や国内最大規模のマングローブ林とサンゴ礁など活力に満ちた豊かな自然環境からなる亜熱帯特有の自然景観と、自然環境を背景に育まれてきた街並みや祭祀などの文化景観が魅力です。また、大陸との分断・連続を繰り返す中で独自の進化を遂げたイリオモテヤマネコやサキシマカナヘビなどに代表される希少な八重山固有の動植物が多く生息・生育していることも大きな特長です。亜熱帯の大自然の中で、カヤック、スノーケル、スクーバダイビング、マングローブクルーズなどのマリンレジャーのほか、トレッキング、アニマルウォッチングなどの陸域のレジャーが盛んに行われており、訪れる公園利用者へ山・川・海のつながりを体感できる機会を提供しています。
(5)西表石垣国立公園ウェブサイト
https://www.env.go.jp/park/iriomote/
添付資料
お問い合わせ先
西表自然保護官事務所
【電話】0980-84-7130 担当:福地(ふくち)
石垣自然保護官事務所
【電話】0980-82-4768 担当:大嶽(おおだけ)
【電話】0980-84-7130 担当:福地(ふくち)
石垣自然保護官事務所
【電話】0980-82-4768 担当:大嶽(おおだけ)