報道発表資料
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奄美大島におけるフイリマングース防除事業の目撃情報収集のためのマグネット・ポスター・チラシ配布と出前授業の実施について
環境省では特定外来生物フイリマングースの奄美大島からの根絶を目指し、防除事業を実施しています。平成30(2018)年4月にマングースが1頭捕獲されて以降、現在までマングースの捕獲がない状態が続いていることから、マングースの生息はきわめて低密度で、根絶に向けた最終段階にあると認識しています。今後、根絶を確認していく過程において、島にお住まいの皆さんや来島者の方々のマングースの目撃情報一つ一つを精査していくことが根絶に向けた重要な一歩になると考え、下記の普及啓発のためにマグネットとポスターを作成しました。また、これに関連して3月12日(金)には住用中学校で出前授業を行います。根絶の確認のためにも皆さんの協力が不可欠です。マングースと思われる動物を見かけたら、奄美野生生物保護センター(0997-55-8620)へ連絡をお願いします。
1.マグネットの配布
目撃情報を広く収集するため、以下のデザインのマグネットを作成し奄美大島内の全ての小中学生・高校性に配布します。なお、マグネット配布の意図を深く理解してもらうために住用中学校では、3月12日(金)に配布に併せて出前授業を実施する予定です(詳細は以下、3.及び4.を参照)。
マグネット (名刺サイズ:7,000部)
2.ポスター・チラシの配布・掲示
同じく目撃情報を収集するため、以下のデザインのポスターおよびチラシを作成しました。ともに行政施設、商業施設に配布し掲示してもらう予定です。
ポスター(左、A2サイズ:200部)とチラシ(右、A4サイズ:3,000部)のデザイン
3.マグネット配布に併せた出前授業の実施
マグネットの配布に併せて、目撃情報収集の意図を理解してもらうために奄美市立住用中学校で奄美マングースバスターズによる出前授業を実施します。詳細は以下の通り。
○住用中学校での出前授業
日時:令和3(2021)年3月12日(金) 15:10~16:00
主催:環境省奄美群島国立公園管理事務所
一般財団法人自然環境研究センター 奄美マングースバスターズ
協力:奄美市立住用中学校
場所:奄美市立住用中学校 (鹿児島県奄美市住用町役勝27番地)
対象:住用中学校生徒および教職員
内容:・マグネットの配布
・目撃情報収集の意図を伝えるお話し
4.出前授業の取材について
住用中学校での出前授業の取材を希望されるマスコミの方は下記の通り申込みのうえ会場へお越しください。
国内における新型コロナウイルス感染症の発生を踏まえ、取材については事前登録制といたします。
出前授業の取材を希望される方は<記載事項>を記載し、3月10日(水)12時必着で、以下<申込先>までメール又はFAXにてお申し込みください。
申込みの際は、<留意事項>をご確認の上、感染拡大防止にご協力をお願いいたします。
<申込先>
環境省 奄美群島国立公園管理事務所
電子メール:RO-AMAMI@env.go.jp FAX:0997-55-8621
<記載事項>
・氏名(ふりがな)、電話番号、電子メールアドレス又はFAX番号
・報道社名
・緊急連絡先
<留意事項>
・新型コロナウイルス感染症対策として、感染者との濃厚接触した可能性が高いことが明らかな方、発熱等の風邪症状の見られる方は、参加を自粛していただきますようお願いいたします。
・当日は必ずマスクの着用をお願いいたします。
・会場の出入り口には消毒液を設置しますので、消毒及び手洗いうがいの徹底をお願いします。
- ■ 問い合わせ先
- 環境省沖縄奄美自然環境事務所 奄美群島国立公園管理事務所 担当:阿部・池上
TEL:0997-55-8620 FAX:0997-55-8621