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沖縄奄美自然環境事務所

報道発表資料

2020年04月13日
  • その他

第8期石西礁湖自然再生協議会委員の募集について

 石西礁湖自然再生協議会(以下、「協議会」という)では、新たに石西礁湖の自然再生を推進する活動にご協力いただける方を募集いたします。ご希望の方は、参加応募用紙に必要事項をご記入の上、石西礁湖自然再生協議会運営事務局(環境省石垣自然保護官事務所)までお送りください。たくさんのご応募をお待ちしています。

1 目的

 第7期協議会委員の任期満了に伴い、第8期協議会委員(石西礁湖の自然再生を推進する活動にご協力いただける方)の公募を行います。新たな協議会委員を広く募ることで、多様な主体による、一層積極的な自然再生の推進を目指します。

2 募集対象

 協議会委員ではない方で、石西礁湖の自然再生事業またはこれに関連する活動に継続してご参加いただける個人、団体または法人。

 第7期協議会委員の方については、辞任のお申出等がなければ、第8期においても手続を経ずに再任となります。

3 任期

 令和4年3月31日までの2年間

4 応募締切り

 令和2年4月30日(木)17:00

5 応募方法

 下記ウェブページから参加応募用紙をダウンロードし、必要事項をご記入の上、FAX、メールまたは郵送によりお送りください。

○参加応募用紙

<石西礁湖ポータルウェブサイト>

http://sekiseisyouko.com/szn/entry/aboutszn.html

○宛先: 「石西礁湖自然再生協議会」運営事務局

    【TEL】 0980-82-4768

    【FAX】 0980-82-0279

    【E-mail】 coremoc@sirius.ocn.ne.jp

    【住所】 〒907-0011 沖縄県石垣市八島町2-27

        環境省石垣自然保護官事務所内  担当:大嶽(おおだけ)

4.その他

 協議会への参加は、令和2年6月~7月に開催予定の第27回石西礁湖自然再生協議会において協議会委員の承認が得られてからとなります。協議会に参加する際の交通費等は自己負担となりますのであらかじめご了承ください。

(参考)

・石西礁湖とは

 石垣島と西表島の間に広がる日本最大のサンゴ礁海域は、「石西礁湖(せきせいしょうこ)」と呼ばれ、国際的にも重要なサンゴ礁生態系を有することから西表石垣国立公園にも指定されています。しかしながら、高水温等によるサンゴの白化現象、サンゴを捕食するオニヒトデの大量発生、赤土流出など陸域からの環境負荷、観光をはじめとした利用の増加等により、石西礁湖のサンゴ礁生態系は広範囲に影響を受け、昭和47年の国立公園指定時に比べ、大きく衰退しています。

 このため、陸域からの環境負荷の低減や適正利用を促す普及啓発、各種モニタリングによる実態把握などによって優れたサンゴ礁の保全を行っていくとともに、サンゴ群集修復事業などを通じて、サンゴ礁生態系の自然再生を進めていく必要があります。

・石西礁湖自然再生協議会とは

 石西礁湖の自然再生を、地域の方々の参加と協力により進めるため、平成18年2月に「石西礁湖自然再生協議会」が設立され、令和2年3月現在、地元住民、漁業・観光業等の団体、研究者、行政機関など、124個人・団体の参加により運営されています。

 平成19年9月に策定した「石西礁湖自然再生全体構想」に基づき、陸域対策、海域の適正利用、普及啓発活動、サンゴ礁修復事業など様々な取組を行ってきました。そして、10年間の取組の実施状況を踏まえ、令和元年6月に「石西礁湖自然再生全体構想行動計画2019-2023」を策定し、今期は行動計画の取組方針に基づき積極的に取組を実施することにしています。

■ 問い合わせ先
環境省九州地方環境事務所
沖縄奄美自然環境事務所
 所長       東岡 礼治
 自然再生企画官  広野 行男

石垣自然保護官事務所
 自然保護官    大嶽 若緒