報道発表資料
- 開催案内
国指定西表鳥獣保護区及び同西表特別保護地区、同与那覇湾鳥獣保護区及び同与那覇湾特別保護地区並びに同池間鳥獣保護区の指定に関する公聴会の開催について
那覇自然環境事務所
鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律(平成14年法律第88号)第28条第6項(同法第29条第4項において準用する場合を含む。)の規定に基づき、国指定西表鳥獣保護区及び同西表特別保護地区、同与那覇湾鳥獣保護区及び同与那覇湾特別保護地区並びに同池間鳥獣保護区の指定に関する公聴会を下記により開催することとしましたので、お知らせいたします。
<鳥獣保護区の概要>
○西表
当該地域は,国内希少野生動植物種であり、環境省レッドリストの絶滅危惧<1>A類に掲載されているイリオモテヤマネコ、カンムリワシや同絶滅危惧<1>B類のキンバトなどの希少な鳥獣類が生息しています。調査の結果、既存の鳥獣保護区以外の幅広い地域にわたって生息していることが確認されたことから、より広い区域で鳥獣の保護を図る必要があります。また併せて、現在の西表鳥獣保護区の指定期間が平成23年10月31日をもって終了となり、更新時期を迎えていることから、今般、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律(平成14年法律第88号)に基づき、国指定鳥獣保護区の指定(区域の拡大)を目指しています。
○与那覇湾及び池間
与那覇湾及び池間島は、広大な干潟をもつ与那覇湾と県内最大であり数少ない淡水性の湿原である池間湿原など多様な自然環境を有しており、シギ・チドリ類をはじめクロツラヘラサギやサシバなど多くの鳥類が採餌の場所や休息地、繁殖地として利用しています。また、併せて沖縄本島と石垣島間に位置していることから、渡り鳥にとっては地理上重要な中継地となっています。このことから与那覇湾及び池間島は県指定鳥獣保護区に指定されるとともに、環境省の日本の重要湿地500にも選定されています。
環境省では、当該地が様々な渡り鳥の重要な集団渡来地であることから、国として適切に保護を図っていくため、両県指定鳥獣保護区の国指定鳥獣保護区への変更を目指しています。
また、与那覇湾については、水鳥の生息地として国際的に重要な湿地であることから平成24年度に予定されている締約国会議においてラムサール条約湿地への登録を目指しています。
1.国指定西表鳥獣保護区及び同西表特別保護地区の指定にかかる公聴会
[1]開催日時
平成23年8月9日(火)10時30分から12時00分まで
[2]開催場所
環境省国際サンゴ礁研究・モニタリングセンター(沖縄県石垣市八島町2-27)
※なお、公聴会は公開で開催されます。
2.国指定与那覇湾鳥獣保護区及び同与那覇湾特別保護地区並びに同池間鳥獣保護区の指定にかかる公聴会
[1]開催日時
- 平成23年8月10日(水)
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- ・池間鳥獣保護区
- 13時30分から14時30分まで
- ・与那覇湾鳥獣保護区
- 14時40分から16時10分まで
[2]開催場所
宮古島市中央公民館(沖縄県宮古島市平良字下里315)
※なお、公聴会は公開で開催されます。
3.備考
カメラ撮影については、公聴会冒頭のみとさせていただきます。
会場準備の都合上、取材又は傍聴希望の方は8月8日(月)17時までに下記まで連絡をお願いします。
以上
【連絡先】 |