那覇自然環境事務所

ここからメニュー ジャンプして本文へ

ここから本文 ジャンプしてメニューへ

報道発表資料

那覇自然環境事務所報道発表資料>2008年度

【お知らせ】カンムリワシの野生復帰モニタリング調査の実施について

2008.12.19 那覇自然環境事務所

 平成20年3月23日に石垣市字川原で交通事故により保護収容されたカンムリワシについて、十分に体力が回復したと判断されることから、12月22日に石垣島内で放鳥します。この際、野生復帰が適正に推移しているか調査するため、発信機及び個体識別のため左脚に黄色のカラーリングを装着する予定です。

1.放鳥日時

 平成20年12月22日(月)午前9時00分

2.救護の経緯

 本年3月23日午前7時50分、県道209号線石垣市字川原 冨野〜三和点滅信号北於茂登トンネル方面約500mの路上中央付近でうずくまっていたところを救助され、石垣動物病院を経由し、たまよせ動物病院(沖縄県野生動物救護獣医師)に搬送されました。
 当動物病院で獣医学的治療を行い、リハビリへと移行できると判断されたことから、カンムリワシリサーチ(沖縄県傷病野生鳥獣救護施設)及び石垣やいま村(沖縄県傷病野生鳥獣保護飼養ボランティア)のケージでリハビリを実施しました。
 その後、野外復帰が可能と判断されるまで順調に体力を取り戻したことから、発信機を装着し、放鳥することとしました。

3.放鳥日時

 平成20年12月22日(月)午前9時00分集合

4.放鳥場所

 石垣市字川原 (87号線と209号線の交わる交差点付近)
 サッカーパークあかんまから三和方向に南下した中間にある大きな十字路、(大本小学校から約2km東の十字路)

5.備考

 冬場はカンムリワシの餌となるヘビやカエルなどが少なくなるため、衰弱する個体が増えています。餌を求めて道路上に出る機会も多くなりますので、自動車走行時は法定速度を順守し、道路上の野生動物の動きには十分に注意してください。

6.その他

 当該カンムリワシは、沖縄県の傷病野生鳥獣救護事業に基づき治療していたものです。

放鳥予定個体

放鳥予定個体

連絡先

担当:石垣自然保護官事務所
所長 奥田 直久
自然保護官 竹永泰雄
電話:0980-82-4768
FAX: 0980-82-0279