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報道発表資料

那覇自然環境事務所報道発表資料>2008年度

【開催予定】国際シンポジウム「侵略的外来哺乳類の防除戦略〜生物多様性の保全を目指して〜」(CSIAM 2008)の開催について(お知らせ)

2008.10.21 那覇自然環境事務所

 10月28日(火)〜30日(木)の間、沖縄産業支援センター(那覇市)において、標記シンポジウムがCSIAM 2008実行委員会主催、環境省及び沖縄県の共催により、別紙のとおり開催されますのでお知らせします。多くの方のご参加をお待ちしています。

1.会議の目的

 CSIAM 2008は、島国という共通点をもつ日本、イギリス、ニュージーランド3カ国の研究者による外来生物の研究、対策に関する協働作業の中で企画されました。シンポジウムでは、マングース、アライグマ、ノヤギ、ノネコ、ネズミなどの外来哺乳類について、この3カ国に限らず世界中の知識と経験を集約し、今後の有効な具体的対策を整理することと、国際的な研究者ネットワークを構築することを目的としています。

2.会議の内容

 シンポジウムは、全体会議、分科会及び一般講演(ポスターセッション)で構成されます。
 初日の全体会議(10月28日)は、午前の部を基調講演として、海外の外来種対策事例及び日本の現状を紹介します。午後の部は、種別会議とし、代表的な外来哺乳類としてノヤギ(ニュージーランド)、ノブタ(イギリス)、ネズミ(サモア)、ノネコ(スペイン)、マングース(日本)及び沖縄の在来鳥類に焦点を当てた講演を予定しています。
 また、夕方からは、沖縄、奄美で防除事業が行われているマングースに関して、日本、ニュージーランド、イギリス、キューバ及びハワイからの講演を予定しています。
 分科会(29、30日)では、ワークショップ形式で外来哺乳類対策に関する包括的大テーマと具体的小テーマを5題ずつ設定し、各テーマについて成功と失敗のポイントをまとめ、最終的に外来哺乳類に対抗していくための100のポイントとして本シンポジウムの成果とします。
 28日の全体会合は、一般公開で無料ですが、29、30日の分科会への参加を希望される方は参加費が必要です。全体会議、分科会とも日本語と英語の同時通訳が付きます。
 多くの方々の参加をお待ちしております。

CSIAM2008ホームページ http://reg.let.hokudai.ac.jp/csiam2008/

参考資料

国際シンポジウム 侵略的外来哺乳類の防除戦略〜生物多様性の保全をめざして〜(CSIAM 2008) [PDF 271KB]

連絡先

環境省那覇自然環境事務所
所長 奥田 直久
担当 阿部
TEL:098-858-5824 FAX:098-858-5825
沖縄県文化環境部自然保護課
課長 上原 隆廣
担当 岸本
TEL:098-866-2243 FAX:098-866-2240