報道発表資料
【通知】ヤンバルクイナ交通事故個体の放鳥について(お知らせ)
2008.9.1 那覇自然環境事務所
8月17日に国頭村内の県道で交通事故に遭い救護されたヤンバルクイナ(メスの成鳥)が回復したため、9月3日(水)に放鳥します。 今年に入ってから交通事故に遭ったと考えられるヤンバルクイナ13羽の内、放鳥は2羽目になります(他11羽は死亡した状態で発見)。
放鳥は国頭村奥で行います。取材に際しては、下記に御留意下さい。
1.集合時間
平成20年9月3日(水)15時
2.集合場所
国頭村奥 奥ヤンバルの里 駐車場
3.放鳥時の留意事項
集合した後、当個体が救護された場所の近くに移動し、そこで放鳥します。放鳥後は現地解散となります。
救護個体へのストレスを軽減するため、放鳥は極力速やかに行いたいと思いますので、取材に来られる方におかれましては、時間を厳守し、現場担当者の指示に従って行動していただきますようお願いします。
(参考)救護個体の概要
- ○発見日時:
- 平成20年8月17日(日)15時45分頃
- ○発見場所:
- 県道70号線 奥起点から2.0q 北向け車線(国頭村奥)
- ○発見時の状況とその後の処置
- 雨の中、県道70号線を走行中のドライバーが、走行車線の路上中央でバタバタ激しく動いているヤンバルクイナを発見した。連絡を受けたやんばる野生生物保護センター職員が救護個体を引き取り、検査のためNPO法人どうぶつたちの病院に搬送した。
同病院にて検査・治療した結果、順調に回復したため、放鳥することとなった。
連絡先
- 環境省 那覇自然環境事務所
- 所長
- 奥田 直久
- 担当:
- やんばる自然保護官事務所
自然保護官 福地 壮太 - 電話:
- 0980−50−1025
(やんばる野生生物保護センター)