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【通知】ヤンバルクイナの交通事故について（お知らせ）

2008.8.19 那覇自然環境事務所

　８月17日（日）、国頭村内の県道で、交通事故に遭ったと考えられるヤンバルクイナ１羽が救護されました。（メスの成鳥と推測）
　今年に入ってから13羽目の交通事故個体で（うち11羽が死亡）、８月に入ってから、先週14、15日の事故に続いて３羽目となります。
　今回は雨の中で事故が発生したと考えられますが、早朝や夕方、雨の日などの視界が悪いときには事故が起こりやすくなります。さらに、この時期は、独り立ちして間もない若鳥が、親鳥から離れて路上に頻繁に現れ、車などに警戒心が薄いため、逃げ遅れて交通事故に遭いやすいものと考えられます。ドライバーは十分に注意して運転をお願いします。
　なお、ヤンバルクイナが頻繁に路上に現れる場所や、事故が発生した地点にピンポイントで注意を促す看板を設置しています。看板が設置されている箇所での走行には特にご注意願います。

ヤンバルクイナの発見時の状況は、下記の通りです。

※画像を希望される場合は、やんばる野生生物保護センターまでご連絡下さい。

１．発見日時

　平成20年８月17日（日）15時45分頃

２．発見場所

　県道70号線奥起点から2.0㎞北向け車線（国頭村奥）

３．発見時の状況とその後の処置

　雨の中、県道70号線を走行中の村外のドライバーが、走行車線の路上中央でバタバタ激しく動いているヤンバルクイナを発見した。連絡を受けたやんばる野生生物保護センター職員が救護個体を引き取り、検査のためNPO法人どうぶつたちの病院に搬送した。現在、同病院にて検査中。発見された時の状況から、交通事故に遭った直後に発見されたものと考えられた。

参考資料

【連絡先】

那覇自然環境事務所やんばる自然保護官事務所: 担当；自然保護官　三宅　雄士; TEL：０９８０－５０－１０２５（やんばる野生生物保護センター）