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報道発表資料

那覇自然環境事務所報道発表資料>2008年度

【開催予定】第3回漫湖の保全事業に関する意見交換会の開催について(お知らせ)

2008.8.6 那覇自然環境事務所

 近年、漫湖の渡り鳥の飛来数が減少していることから、環境省では、平成19年度より漫湖の適切な管理及び干潟の自然環境の改善を目的とした国指定漫湖鳥獣保護区における保全事業を行っています。
 その一環として、平成20年8月12日に第3回漫湖の保全事業に関する意見交換会(ワークショップ)を開催することとしましたのでお知らせします。

1.意見交換会(ワークショップ)開催日時、場所

日時:
平成20年8月12日(火) 18:00〜20:00
場所:
真玉橋公民館

2.内容

 第1部では、漫湖における水鳥飛来数の減少要因について、昨年度実施した調査を通じてこれまでにわかってきたことをご報告します。
 第2部では、今年度実施する調査のうち、特に漫湖水鳥・湿地センター前の干潟に設置を予定しているモニタリングフィールドにおける調査の内容と明らかにしたい課題についてご説明します。その後、意見交換を行い、漫湖の現状に興味を持たれた方々が将来調査に参加できるような方向性を探りたいと考えています。

3.参考

漫湖水鳥・湿地センター前に設置を予定しているモニタリングフィールドの概要は以下のとおり。

目的:
マングローブを試験的に伐採し、餌資源の回復状況や鳥類の行動等について検証する。
場所:
漫湖水鳥・湿地センター前の干潟(別紙参照)
伐採面積:
約0.3ha
調査内容:
餌資源調査:底生生物、魚類の現存量
水質・底質調査:pH、濁度、BOD、全窒素、塩分濃度、粒度組成等
マングローブ再生状況調査:根株からのぼう芽状況や胎生種子の定着等
水鳥等利用調査:ビデオカメラによる水鳥等の観察
その他:
調査に必要な管理歩道及び観察デッキも整備予定

過去のワークショップについては漫湖の保全事業HP(http://kyushu.env.go.jp/naha/manko/index.html)をご覧下さい。

別紙

モニタリングフィールド計画地周辺の地形 [PDF 864KB]