報道発表資料
【通知】絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令の一部を改正する政令について
2008.07.18 那覇自然環境事務所
環境省本省にて別紙のとおり記者発表されたのでお知らせ致します。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=10002
「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」に基づく国内希少野生動植物種の指定等を内容とする標記政令が、平成20年7月22日(火)に閣議決定され、8月15日から施行される予定です。政令改正により、国内希少野生動植物種の指定(9種)及び解除(1種)並びに特定国内希少野生動植物種の指定(1種)を行うとともに、その他最新の知見等に基づき学名の変更等が行われます。 政令には、那覇自然環境事務所管内に生息・生育するヒメタニワタリの指定、ルリカケスの解除、並びにオキナワセッコクの特定国内希少野生動植物種の指定が含まれます。
なお、オキナワセッコクについては、これまで他の国内希少野生動植物種と同様に譲渡等が禁止されていましたが、特定国内希少野生動植物種に指定されることにより、販売など、譲渡し又は引渡しの業務を伴う事業を行うことが可能となります。ただし、事業を行う者は、あらかじめ環境大臣及び農林水産大臣に対して、業務を行う施設の名称や所在地等、事業に関する届出をしなけらばなりません。また、譲渡し等に関する事項を書類に記載し保存しなければなりません。さらに、特定国内希少野生動植物種に指定されても、国内希少野生動植物において規制されている個体の採取や損傷の禁止など、譲渡し等以外の行為については引き続き規制されますので御注意下さい。
添付資料
連絡先
環境省 那覇自然環境事務所
所長 奥田 直久
担当 野生生物課
澤志 泰正
電話: 098-858-5824