報道発表資料
【通知】「やんばる地域の国立公園に関する基本的な考え方」とシンポジウム開催について(お知らせ)
2008.3.19 那覇自然環境事務所
昨年12月より検討してきた「やんばる地域の国立公園に関する基本的な考え方」がまとまったので公表します。
また、3月29日(土)には、やんばる地域が将来自然資源を活用してどのような姿を目指していくのか等を考えることを目的として、「やんばる地域の国立公園を考えるシンポジウム」を開催するのでお知らせします。
1.やんばる地域の国立公園に関する基本的な考え方について
環境省では、やんばる地域を国立公園に指定するための具体的な調整を開始するにあたり、今後の作業の指針とする「やんばる地域の国立公園に関する基本的な考え方(以下、「基本的な考え方」という)」を別添のとおりとりまとめた。
基本的な考え方は、「やんばる地域の国立公園に関する検討会(座長:桜井国俊沖縄大学学長)」や、国頭、大宜味及び東村において「やんばる地域の国立公園を考える座談会」を開催して、専門家や地域住民の意見を聴いてとりまとめを行った。
基本的な考え方では、やんばる地域の国立公園のイメージ、検討の範囲、国立公園として保全・活用すべき資源、国立公園の管理運営の基本的な考え方及び国立公園の指定プロセスの原則についてまとめている。
今後は、この基本的な考え方に基づいて、公園区域や公園計画案の検討を開始する。
2.やんばる地域の国立公園を考えるシンポジウムについて
「基本的な考え方」の内容を紹介するとともに、やんばる地域が自然資源を保全・活用してどのような姿を目指していくのかを考えるために、以下のとおりシンポジウムを開催する。
- (1)日時
- 平成20年3月29日(土) 14:00〜17:00
- (2)場所
- 大宜味村農村環境改善センター(喜如嘉)
- (3)主催
- 環境省那覇自然環境事務所、沖縄県、国頭村、大宜味村、東村
- (4)内容
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- 第1部 話題提供
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[1]「やんばる地域の国立公園に関する基本的な考え方」について(環境省)
[2]観光のトレンドとやんばる地域の資源について(玉沖仁美:(株)リクルートじゃらんリサーチセンター客員研究員) - 第2部 地域が考えるやんばるの将来の姿
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[1]辺高生が見た・調べたやんばるの自然〜環境モニタリングの取組
[2]パネルディスカッション
(パネリスト)
桜井国俊(コーディネーター:沖縄大学学長)
玉沖仁美
久高将和(写真家)
山川安雄(NPO法人国頭ツーリズム協会代表理事)
米須邦雄(日本ウミガメ協議会会員、大宜味村在住)
港川實登(東村グリーンツーリズム研究会会長)
添付資料
連絡先
- 環境省那覇自然環境事務所
- 所長 中島 慶二
担当 安田、山本
TEL 098-858-5824 - やんばる自然保護官事務所
- 自然保護官 三宅
TEL 0980-50-1025