九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、瀬戸内海、西海、雲仙天草、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、屋久島、慶良間諸島、西表石垣国立公園、やんばる国立公園、奄美群島国立公園があります。
花山歩道には、ハリギリの大木や原生的な林が魅力的な歩道です。下の写真は花山広場の様子です。霧がかかり幻想的な景色が広がっていました。
花山歩道は自然を残した登山道となっており、淀川登山口から宮之浦岳までの登山道に比べると木道などが整備されていません。また、浸食が著しい場所が数カ所あり気をつける必要があります。霧や雨で視界が悪い日は、目印(ピンクテープ)や踏み跡が分かりにくくなるため、慎重なルート選びが必要です。
そして、この歩道はヒルがとても多い歩道です。夏季の利用にあたってはスパッツ(ゲーター)を付けたり、ソックスの中にズボンの裾を入れたりして足下からの侵入を防ぎましょう。