九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、瀬戸内海、西海、雲仙天草、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、屋久島、慶良間諸島、西表石垣国立公園、やんばる国立公園、奄美群島国立公園があります。
先週の24日(金)に、三俣山(みまたやま)に巡視に行ってきました。
三俣山は、保護官事務所のある長者原に訪れると、タデ原から真正面に見えます。三つの頂がありますが、これで一つの山なのです。
三俣山の本峰を目指して登山道を歩いていると、こちらでもミヤマキリシマが見ごろを迎えていました。
(写真上)硫黄山の噴煙とミヤマキリシマ。
季節の移ろいとともに植物が花を咲かせ、そして、大地が呼吸するように噴煙を上げ続ける活火山。
人間も自然の中に生かされている、そんな気持ちになりました。
*三俣山の登山道についておしらせ*
三俣山の登山ルートは、諏蛾守越~本峰です。
本峰~北峰~南峰~本峰(お鉢巡りコース)は、危険な箇所もあり、通行をご遠慮いただいております。
また、雨ケ池~三俣山小鍋についても植生保護、事故防止のため通行をご遠慮いただいています。
ご協力、よろしくお願いします。