ベッコウトンボについて

ベッコウトンボについて

1.分類

トンボ目トンボ科 ベッコウトンボ

トンボ目トンボ科
ベッコウトンボ
Libellula angelina
絶滅危惧ⅠA類 (環境省レッドリスト2012)

 

2.形態及び生物学的特性

  • 成虫の体長は約38mm。羽を広げた大きさは7cm程度。
  • 4枚の翅にはそれぞれ明瞭な褐色斑(成虫オス:黒褐色、メス:暗褐色)。
  • 1年1世代で成虫は3月下旬から5月に発生。

3.分布状況

 日本、中国、朝鮮半島に生息。国内では、静岡県、山口県及び九州(福岡県、長崎県、大分県、鹿児島県)に分布しています。かつては宮城県から鹿児島県までの本州、四国、九州に広く分布していましたが、農地改良や開発等によるため池、湿地の減少や、農薬の影響などにより生息環境が失われ、絶滅の危機にあります。

4.現在の生息個体数

 不明

5.生息を脅かす要因

  • 人間活動の盛んな平地の池沼に生息するため、埋立て、護岸工事、廃棄物の投棄や、水位の急激な増減等の影響を受けやすい生きものです。
  • アメリカザリガニやオオクチバス、ヌートリアなど外来生物による捕食圧も懸念されています。

6.保護増殖事業の概要及びその効果

  • 平成6年に国内希少野生動植物種に指定され、平成8年には文部科学省、農林水産省、環境省によって保護増殖事業計画が策定されました。
  • 平成8年に鹿児島県祁答院町(けどういんちょう:現・薩摩川内市)の藺牟田池(いむたいけ)の生息地(153ha)を、種の保存法に基づく「生息地等保護区」に指定し、生息環境の保全とモニタリングを行っています。

7.他法令等による保護の状況

  • 藺牟田池は、鹿児島県立自然公園条例により、県立自然公園に指定されています。

  • アクティブレンジャー日記 九州地区(リンク)
  • 環境省Twitter(リンク)
おすすめサイト
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