対馬野生生物保護センター

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とらやまの森
環境省 対馬野生生物保護センター ニュースレター

とらやまの森第27号

 

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今年の干支を見に行こう! 2005年 酉 対馬 鶴 ウォッチング ! !


 日本を代表する有名な鳥の一つに、鶴(ツル)があります。おめでたい席で登場する機会の多いツルですが、日本では7種類のツルを見ることができます。これらのツルたちは世界各地に分布域を持ちます。みな渡りの途中に対馬に寄ったり、あるいは迷鳥として対馬に渡来したりするので、運がよければ、対馬で全7種類を見ることができるかもしれません。渡りのルートとして対馬を通過するツルは、鹿児島県出水(いずみ)平野でそのほとんどが越冬します。今年の出水には、37年ぶりにタンチョウが訪れたそうで、出水だけで七福神(7種類のツル)が拝めるのではないかと話題になっているそうです。出水で越冬したツルたちは初春に対馬を通って北の繁殖地へ向かうので、対馬でも七福神が拝めるかもしれません。今年は酉年、2月~4月の渡来シーズンに、縁起を担いでツルを見にいきませんか!


見られる場所

  • 水田地帯:上県町佐護平野、田ノ浜など

見られる季節

  • マナヅル:2月上旬~3月中旬
  • ナベヅル:3月中旬~4月上旬

ウオッチング日和

  • 風の強い日
  • 急な天候の変化があった翌朝(ツルが対馬に避難してきます)

ツルを観察する時の注意

  • 近寄り過ぎたり大きな音を出したりしてツルを驚かせないように気をつけましょう。
  • 水田などの農耕地は私有地です。無断で立ち入らないようにしましょう。

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