対馬野生生物保護センター

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とらやまの森
環境省 対馬野生生物保護センター ニュースレター

とらやまの森第19号

 

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『ツシマヤマネコ応援団』会員募集開始!


 活動は、各自の得意分野を活かしてのセンターの活動補助や子ども向けのヤマネコ教室など多岐に渡ります。また、地元の方々がボランティアとしてセンターに関わってくれることによって、他の地元の人たちとの交流の輪が広がり、より地域に密着した活動を展開することができるようになりました。

 このようにいつも支援してくれるボランティアの人たちは、とても心強い存在です。これからも良い関係を築いていけるようセンターとしても努力し、ともにツシマヤマネコ保護のために活動したいと考えています。
(写真:電波発信機調査体験の後参加者、ボランティアの皆さんと)




応援団会員募集のお知らせ (発起人代表長崎章さんより)

 現在の会員数は17名です。ともに活動する仲間を募集しています。参加費はニュースレターの通信費やボランティア活動の保険料など年間計約2000円です。

応援団設立に至った経緯

 絶滅危惧種のツシマヤマネコを知っていても、実物を見たことがなく、本当に危機的状況にあるのかと疑問に思っていました。ところが、センターの活動に関わるうちにヤマネコの危機的状況を知り、また、実際にヤマネコを見ると、絶滅だけは防ぎたいと思うようになりました。たまたま拾った糞がツシマヤマネコのものであったこと、一昨年末から年始にかけて、多数のヤマネコが事故や栄養失調で死んだり保護されたことがきっかけで、保護活動に興味を持ち始めました。ヤマネコに関心があれば防ぐことが出来た事故(トラバサミ罠)は悲しい出来事でした。

 センターで会った同級生と地元で出来ることはなんだろうと話したところ、とにかく地元住民に関心を持って貰うことから始めようという結論に達し、ボランティアグループを設立することになりました。

お申し込み・お問い合わせ

対馬野生生物保護センター内
ツシマヤマネコ応援団事務局
電話:0920-84-5577
ファックス:0920-84-5578
E-mail:twcc97@yahoo.co.jp

今までの活動から

 昨年夏からセンターで実施しているヤマネコ教室のプログラムの1つ、痕跡調査体験では、事前にルート選び(フンがたくさん落ちている所を探す)、分析道具・資料の準備などを行い、当日は事故が起こらないように気をつけながら参加者の痕跡発見やフン分析の手助けをしています。
(写真:昨年10月27日 痕跡調査体験)


 また、センター主催の自然観察会では、器材の運搬、受付など活動補助をしています。他にもホームページ作成やデータベース作成の補助、近所や職場、各地のイベントでヤマネコ保護などの普及啓発活動、痕跡調査、その他センターの活動補助など、自分のできることや、やってみたいことを活かして活動しています。
 今後は今までの活動を継続しつつ、範囲を広げていきたいと考えています。
(写真:昨年11月24日 御岳自然観察ハイキング)



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