対馬野生生物保護センター

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とらやまの森
環境省 対馬野生生物保護センター ニュースレター

とらやまの森第18号

 

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ボランティア日記 Vol.2


 ※今回はセンターのHPを作成したN.Mさんです。

身近にある非日常

 センターとの付き合いが始まったのは、今年の3月でした。年末年始にツシマヤマネコの事故が多発したことを知り、ヤマネコの現状をホームページ(HP)で全国に発信しようと思い、センターに写真や情報の提供をお願いしたのがきっかけです。

 それから半年。趣味のHPはいつしか公式HPとなり、多くの方と出会い、ヤマネコを目撃(!)し、毎月のようにセンターのイベントに参加するようになりました。デジカメで道端の花などを撮影しながら、2時間かけてセンターにたどり着くと、笑顔が優しいA.Sさん、マイペースなI.Yさん、言動が不思議系のM.Nさん、クールな外見とは裏腹にノリのいいY.M保護官、料理上手で感情豊かなM.Aさん、個性的なボランティア・スタッフの皆さんが、ヤマネコ保護というちょっと不思議な活動に情熱を燃やしています。

 この島にツシマヤマネコという奇妙な生き物がいて、その生き物を守ろうとしている不思議な人々の輪がここにあります。この輪に参加してみませんか?好奇心があなたを意外な場所に導いてくれるかも?

対馬野生生物保護センターホームページアドレス
http://kyushu.env.go.jp/twcc/



楽しかったよ!夏休みイベント

痕跡探しハイキング (7月27日)

 子どもたちの夏休みにあわせて、センターでは3つの子ども向けイベントを行いました。1つめは7月27日(土)に行った ツシマヤマネコ痕跡探しハイキング です。林道を歩きながらヤマネコのフンを拾い、それをセンタ-に持ち帰ってヤマネコが何を食べているか調べました。 最初は皆こわごわという感じでしたが、まず子どもが慣れ、そのうち大人も夢中になってフンを観察していました。


 次の日の7月28日(日)は棹崎公園内で、野生動物の調査手法の1つであるテレメトリー調査の体験を行いました。 隠した発信機を、手にもったアンテナと受信機を使って探します。まるで宝捜しのようで、子どもたちだけでなく一緒に来た大人たちも楽しんでいる様子でした。

子どもツシマヤマネコ博士養成教室 (8月11日)

 3つめは8月11日(日)に行った 子どもツシマヤマネコ博士養成教室 です。このイベントは、名前は良く聞くけれども、その姿や形、住んでいるところなどはあまり知らないツシマヤマネコについて、正確な情報を知ってもらうことを目的にしています。実習に来ていた大学生手作りのクイズ(食べ物、住んでいる所、毛)をしながら楽しく学び、最後に講座のまとめとして野生に暮らすヤマネコの絵を描きました。ネズミを追いかけるヤマネコや、草原を走るヤマネコなど、のびのびと暮らすヤマネコの姿が皆上手に描けました。


 楽しいだけでなく、ヤマネコについていろいろなことを知ったり、自然に親しむきっかけにもなるイベントに参加してみませんか。今後のイベント日程は4ページに掲載しています。



ツシマヤマネコの撮影に成功!


 来館された方が舟志川近くの林でツシマヤマネコを撮影されました。(2002年3月31日)
この写真はセンターの「みんなの写真館」にカラーで展示してあります。


とらやまの森第18号

 

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