対馬野生生物保護センター

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とらやまの森
環境省 対馬野生生物保護センター ニュースレター

とらやまの森第18号

 

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秋から冬、ヤマネコにとって餌が少ない季節です


鶏を飼育している方はご注意ください

 8月11日の朝方、ツシマヤマネコが、上県町で10羽の鶏を襲いました。古くなっていた金網の一部から入り込んでしまったようです。昔は、対馬各地でこういうことが起こっていたそうですが、餌の豊富な夏場としてはめずらしいとのこと。通常、これからの季節(秋から冬)によく起こります。
 寒くなるにつれて、ネズミなどのヤマネコの餌が減ると言われています※。また、テンが好きな果実もなくなります。そうなると、彼らにとって、特に鶏が魅力的に見えるのでしょう。
(写真:こまめな修繕が大切!)


補強されたニワトリ小屋


 野生動物にとっては、人のものかどうかの区別はつきません。また、襲ったヤマネコやテンを取り除いたとしても、他の個体がやってくるので、きりがありません。つまり、鶏小屋を補強して自衛するしか方法はないのです。鶏を飼育している方は、右のポイントをチェックしてみてください。

 ※ 根本的な課題としての冬季の餌不足は重要です。「木庭作(こばさく)づくり」も含めて、対策を十分検討していきます。



ツシマヤマネコニュース

2002年7月〜9月のツシマヤマネコニュース

  • 7月11日 福岡市動物園で産まれた仔ネコがオスメス1頭ずつと判明(オスの誕生は初めて)
  • 8月11日 Mm-13が鶏小屋を襲って再保護(交通事故で保護され、6月20日に野生復帰した個体)
  • 8月23日 3頭目のFIV感染個体発見・保護(9月22日)
  • 8月27日 Mm-13が野外ケージから脱走(その後の生存は確認できている)
  • 9月14日 隔離飼育していたFIV感染個体(1996年捕獲)の死亡
  • 9月16日 仔ネコ(Fm-14)がカニかごに入って保護
  • 9月20日 Fm-14を野生復帰させる


木庭作ニュース

 今年も木庭作(こばさく)を行っています。上県町内の13カ所、30aで、アワ、キビ、ソバ、イモをつくりました。秋になり、収穫間近です。(写真はキビ)



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