対馬野生生物保護センター

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とらやまの森
環境省 対馬野生生物保護センター ニュースレター

とらやまの森第16号

 

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福岡市動物園のツシマヤマネコ飼育日記


 こんにちは、4月1日より福岡市動物園でツシマヤマネコの世話の手伝いをしている白石明日香です。3月までは対馬野生生物保護センターで働いていました。
 福岡市動物園では、ツシマヤマネコの人工繁殖をしています。対馬からやってきたヤマネコから、2000年以降毎年かわいい仔ヤマネコが生まれており、2002年4月現在ではオス3頭・メス4頭そして性別不明の赤ちゃん2頭の計9頭になりました。
 動物園では、ヤマネコ達に元気な赤ちゃんを生んでもらうため、色々な工夫をしています。今回はその中のひとつ、ヤマネコのエサメニューを紹介します。(下をご覧ください。)

 ヤマネコが野生を忘れないために、生きた工サを与えたり、エサがない欠食日を作っています。又、太ってしまうと繁殖しにくくなるので、肉類は脂肪を取り除いて与えています。一日あたりの量は、オス250g以下・メス230g以下を与え、妊娠中・子育て中は量を増やします。
 現在、どのヤマネコも病気ひとつせず、元気です。動物園で生まれた仔ネコたちが、いつか対馬の自然の森に帰っていけるように、私たちも頑張っていきたいと思います。

4月9日に2頭の仔ネコを生んだ9号(メス)の普段のメニュー

  • 月・・・カンガルー肉200g、鶏頭2個
  • 火・・・ヒヨコ5羽、アジ150g
  • 水・・・欠食日
  • 木・・・マウス5匹、鶏頭3個
  • 金・・・馬肉200g、鶏頭2個
  • 土・・・欠食日
  • 日・・・マウス5匹、鶏肉200g


センターで飼育中のヤマネコ紹介

 今回ご紹介するFm−12(2001年春頃生まれのメス)は、2002年1月30日に峰町三根で魚の干物を干しているかごに入り込み出られなくなったところを発見、保護されました。
 保護当時Fm−12は体重1390g、全長681mmと非常に痩せていましたが、現在は体重2270g、全長705mm(3月28日)と成長し、体調もよくなってきました。そこでマウスやウズラ等の生き工サを捕る練習をするなど、野生復帰のための訓練を始めています。野生に帰せるかどうかは様子を観察しながら慎重に判断したいと考えています。


[ 写真:捕獲時のFm-12の様子 ] ※クリックすると拡大します。



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 第17号は2002年7月発行の予定です。

休館日

 通常は月曜が休館ですが、月曜が祝祭日の場合は開館し、その翌日が休館日となります。また臨時休館することもありますので、その都度ご確認下さい。

5月7・13・20・27
6月3・10・17・24
7月1・8・15・22・29

 ※記事を引用される際には、出典が「とらやまの森」であることを明記してください。


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