対馬野生生物保護センター

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とらやまの森
環境省 対馬野生生物保護センター ニュースレター

とらやまの森第15号

 

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ツシマヤマネコ受難相次ぐ!


 残念なことに、ツシマヤマネコにとって暗い年末年始となってしまいました。
 12月18日にイヌによってかみ殺された死体、26日には交通事故による死体が発見されました。また12月30日と1月11日には、とらばさみにかかって大ケガをしたヤマネコが保護され、そのうち1頭(1月11日に保護されたヤマネコ)は、衰弱が著しく手術6日後に死亡してしまいました。12月30日に保護されたヤマネコは、左後足の足首から下の部分を切断する手術を行い、その後は順調に回復しています。
 事故により、1ヶ月の間にメスが3頭死亡したことになり、今後の繁殖に大きな痛手です。
 島民のみなさまには、ツシマヤマネコを絶滅から救うために、以下のご協力をお願いいたします。

 写真: 1月11日に保護され、手術をしたものの17日に死亡したツシマヤマネコ




島民のみなさまへ−ご協力をお願いします−

1.とらばさみの使用はやめてください。

 とらばさみは、動物に与えるダメージが非常に大きく、限定された場合しか使用できないことになっています。
 動物に鶏小屋を襲われてお困りの方は、とらばさみなどのわなに頼るのではなく、鶏舎を頑丈にするなどの自衛手段を講じてください。被害が続く場合には、対馬野生生物保護センター(09208-4-5577)にご連絡ください。小屋補強のお手伝いをすることも含めて、ご相談に応じます。

2.イヌはつないで飼ってください。

 これまで、数頭のツシマヤマネコがイヌによってかみ殺されています。イヌを飼っている方は、次のことを守って飼養してください。

  • つないで飼う
  • 散歩はつないで行う
  • 野山に捨てない
  • 猟犬はその日のうちに回収する

3.安全運転でお願いします。

 島内で運転される方は、道路際に十分ご注意の上、スピードを落とした運転を心がけてください。これまでツシマヤマネコの交通事故が多発しているところは、峰町以北の両側に山が迫っているところです。また、夜間は、ヘッドライトに反射する目に注意してください。

絶滅の危機から救って下さい!

 年末年始にかけて、ツシマヤマネコの事故が多発しています。ツシマヤマネコは、推定生息数70〜90頭と言われ、絶滅の危機に瀕しています。もう、これ以上人の手によってツシマヤマネコが犠牲になることのないよう、みなさまのご協力をお願いいたします。



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