1997年7月31日にオープンし、8月1日から一般公開を始めた対馬野生生物保護センター。おかげさまで丸2年を迎えることができました。2年間で対馬野生生物保護センターの入館者数は23，062人に達し、年間1万人以上の方々に利用されている事がわかりました。
　入館者数が多くなるのはゴールデンウィークと夏休み。どちらも島外からの方が多いのですが、ゴールデンウィークにはヒトツバタゴやバードウォッチングや観光目的の方が多いのに対し、夏休みはお盆の帰省客が多いようです。
　やはり多いのは対馬島内から来られる方々です。中には何度も足を運んで下さる方もあります。
　県外と一日に言っても、北は北海道から南は沖縄まで、まさに日本全国から来館していただいています。
　更に韓国を中心に海外からのお客さんも少なくありません。韓国にはツシマヤマネコの兄弟とも言えるチョウセンヤマネコ（どちらもベンカルヤマネコの亜種とされています）が生息しています。ヤマネコを通しての国際交流というのもいいのではないでしょうか？
　3年目、4年目とこれまで同様、いえこれまで以上により多くの皆様に来ていただきたいと思います。引き続きこれからもよろしくお願いいたします。　＜Ｅ＞