対馬野生生物保護センター

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2008年2月:ツシマヤマネコ関連ニュース(2008年2月)

ツシマヤマネコの分散飼育個体の移動

投稿者:環境省 投稿日:2008/02/27(Wed) 11:21 No.170

<概要>
 ツシマヤマネコの分散飼育のため、2月28日(木)に福岡市動物園で飼育しているメス1頭を富山市ファミリーパークに移動します。また、3月15日(土)より、富山市ファミリーパークで2頭のメスのツシマヤマネコの一般公開を開始します。

1.分散飼育について
 ツシマヤマネコの分散飼育のため、2月28日(木)に、福岡市動物園からメス1頭を、富山市ファミリーパークに移動します。富山市ファミリーパークでは、平成19年11月5日に福岡市動物園から移動したメス1頭と、今回移動するメス1頭、計2頭のツシマヤマネコを、3月15日(土)の開園に合わせて、一般公開を開始する予定です。(公開する2頭については、繁殖の優先順位が低い個体であり、ツシマヤマネコ保護の普及啓発のために公開するものです。)

2.その他
 移動日は予定であり、ツシマヤマネコの状態及び航空機の運航状況等により、変更する場合もあります。報道関係者の取材につきましては、担当までお問い合わせください。

対馬の市民団体の意見交換会開催

投稿者:対馬野生生物保護センター 投稿日:2008/02/14(Thu) 15:29 No.169

<概要>
 「対馬の市民団体の意見交換会」を平成20年2月17日(日)に対馬市美津島文化会館において開催しますので、お知らせいたします。

1.意見交換会開催の趣旨
 対馬の自然環境のほとんどは里地里山で、古来より住民が適正に管理することで、対馬固有の豊かな自然が維持され、現代まで継承されてきました。しかし、生活の変化、地域の過疎・高齢化に伴って、対馬の経済活動は低下し、地域に活力がなくなり、自然環境もまた荒廃してきています。対馬の生活基盤であり資源でもある素晴らしい自然環境をよみがえらせるためには、今、市民一人一人が自然環境に配慮した行動をとることが必要となっています。
 一方、対馬で活動する市民団体の多くは、自然環境を保全・利用することで、地域を活性化するという方向性をもち、市民をけん引するリーダー的存在であると考えられます。しかし、活動を推進するうえで資金面、体制面など多くの課題抱えています。
 そこで、島内の自然に関する活動を行う団体が一同に会し、互いの活動内容を知り、課題等を共有し、各団体に共通する課題の解決方法の検討を行うとともに、それぞれの活動をつなげ、協力し合えるネットワークづくり推進の第一歩としょうとするものです。

2.開催内容
 (1) 日 時
平成20年2月17日(日)13:00〜16:00
 (2) 場 所
   対馬市美津島文化会館3階大会議室
 (3) 主催:九州地方環境事務所、長崎県、対馬市
 (4) プログラム
1)開会
2)主催者挨拶
3)各団体の活動紹介(最大で19団体)
4)グループ討論 テーマ「対馬の市民団体が抱える課題の解決に向けた検討」
5)成城大学法学部准教授 打越綾子氏による総括
6)閉会

ツシマヤマネコの保護収容(交通事故)

投稿者:対馬野生生物保護センター 投稿日:2008/02/04(Mon) 13:23 No.168

<概要>
 平成20年2月1日(金)、上対馬町一重(ひとえ)において傷ついて動けなくなっているツシマヤマネコを保護したと連絡があり、対馬野生生物保護センター(以下、「センター」といいます。)に保護・収容しました。原因は、現場の状況等から交通事故によるものと推測されます。
 今後治療を行うとともに、疾病等の検査結果を踏まえ対応を検討します。

1.保護された経緯
 2月1日(金)午後7時50分頃、及び午後8時50分頃に、上対馬町一重の主要地方道上に、ツシマヤマネコが横たわっているのを、米田尊絵(きえ)氏(同町琴(きん)在住)が発見し、センターに連絡しました。その後、午後9時16分頃に、立花孝行氏(同町泉(いずみ)在住)が保護し、対馬北警察署に搬送し、対馬北警察署から連絡を受けたセンター職員が午後10時頃対馬動物医療センターに収容し、応急処置を行ったのち、午前0時頃センターに収容しました。

2.個体の情報
(1)性別:メス
(2)年齢:亜成獣
(3)体重:1,370g
(4)個体の状況:保護当時外傷はなく、鼻から出血していました。頭部と腹部を打っている可能性があります。
(5)原因:主要地方道上で発見されたこと、長時間にわたって路上から動かなかったことから、原因は交通事故によるものと推測されます。
(6)FIV、FeLV検査:共に陰性
   (FIV:ネコ免疫不全ウイルス、FeLV:ネコ白血病ウイルス)


3.今後の予定
 治療を行うとともに、疾病等の有無を検査中であり、それらの結果を踏まえ個体の今後の取り扱いを判断することとしています。

4.その他
 平成19年度3件目の交通事故。平成4年以降の交通事故発生件数は累計で48件、うち41件が死亡事故となります。
 この時期は、親離れした亜成獣の交通事故が多くなります。運転をされる方は、特に夜間の運転につきまして、スピードを落とし、安全運転に心がけるよう、また、万が一事故に遭遇した場合又はツシマヤマネコの死体を発見した場合は、速やかにセンター等までご連絡くださるよう併せて報道方お願いします。