対馬野生生物保護センター

ホーム >> 報告書・資料・パンフレット >> 過去のセンター活動 >> センターの活動報告(2006年) >> 2006年2月の活動

2006年2月:センターの活動日誌・松原・川口

2006年2月の活動

近況報告

投稿者:松原 投稿日:2006/02/24(Fri) 21:27 No.940

 忙しいですが毎日充実しています。野生動物を保護する人たちは、説明がうまい人だったり、大工仕事ができたり、子供に好かれたり、おもしろい人だったり、足が速かったり、パソコンに詳しかったり、英語が話せたりして…そんな人たちの集団ですが、集まるといろんなことができます。毎日勉強になります。

海鳥緊急事態

投稿者:松原 投稿日:2006/02/17(Fri) 22:02 No.936

 檜山さんの日誌にもありましたが、今対馬で海鳥の油汚染の被害が深刻です。毎年春になると被害が出るそうです。鳥の身体に油が付くと羽の構造が壊れて海に浮けなくなります。油を取ろうとして鳥は羽繕いをします。その結果沢山の油を飲み込んでしまい、結局衰弱して死んでしまうのです。
 死亡した個体の胃と腸の中は油で真っ黒でした。とても苦しかったと思います。もし、運良く救護されても海の鳥を長い間水に浮かすことができなければ野生に帰れなくなってしまいます。油汚染はとても難しい問題です。 
 こんなに海が汚れているとは知りませんでした。この油はどこからきたのでしょうか。この問題を解決するには時間がかかります。対馬の海は春になり安心して鳥たちが渡って来られる美しい海であって欲しいです。

春の兆し

投稿者:川口 投稿日:2006/02/10(Fri) 20:33 No.928

 外はまだまだ寒い日が続いていますが、今年は昨年よりも春の訪れが早いのでは…と思います。というのも春になってくるとヤマネコたちは体重がどんどん落ちてくるのですが、今年はそれが昨年よりも1ヶ月ほど早いのです。この冬は寒くなるのが早かったから、暖かくなるのも早いのかもしれません。
 ヤマネコを見ていると春の訪れを教えてくれているような気がします。後は彼らが体調を崩さずに春を迎えてくれればいいと思います。

花粉

投稿者:松原 投稿日:2006/02/03(Fri) 19:20 No.921

花粉の季節になりました。私にとって春ほど苦しい季節はありません。花粉症ではない方はまだ2月なのに?と思うかもしれませんが、もうすでに飛び始めている花粉を私の鼻と目が感知しております。はるか遠くの杉の木の先っぽが黄色くなっているのを見ただけでくしゃみがでてしまう。鼻が詰まっているのに鼻水が止まらないのはどうしてですか?せめてどちらかにしてほしいものです。しかし、今年の花粉の量は去年の10分の1の量という情報がありました。気分的にもだいぶ楽です。