対馬野生生物保護センター

ホーム >> 報告書・資料・パンフレット >> 過去のセンター活動 >> センターの活動報告(2005年) >> 2005年9月の活動

2005年9月25日:お散歩観察会 「虫の音を聴く会」

2005年9月の活動

観察会スタート

観察会スタート

 9月のお散歩観察会は、「虫の音を聴く会」でした。好評だった夜のお散歩観察会第2弾です。今回は18時〜19時半までおこない、厳原からひと家族が参加してくれました。 
 今回は、秋の夜長を彩るコオロギやキリギリスの仲間に焦点を当てます。童謡「虫の声」に出てくる虫たちに出会う観察会のスタートです。「♪あれマツムシが鳴いている、チンチロチンチロチンチロリン」

虫の音が降ってきます

虫の音が降ってきます

 棹崎灯台へ向かう途中、森の中を抜けようとすると、頭の上から「リー リー」と虫の声が降ってきました。バッタの仲間というと、草原にいるイメージがありますが、樹上の環境を好んで暮らしているバッタもいるのです。

アオマツムシ

アオマツムシ

 声の正体はアオマツムシ。虫の音トンネルをくぐって上の広場へと向かいました。

耳に手をあてて聞いてみる

耳に手をあてて聞いてみる

 棹崎公園内の広場につきました。耳をダンボにして、よーく澄まして聞いてみると、「ジッ ジッ」という声が聞こえてきます。

ツユムシ

ツユムシ

 ヨモギの先にツユムシを発見しました。

アキマドボタル

アキマドボタル

 虫の音を聴く会ということでバッタがメインの観察会でしたが、なんとアキマドボタルまで見ることができました。
 アキマドボタルは日本最大級のホタルで、日本では対馬にしか生息していません。ゲンジボタルなどど違って光が点滅しないので、やわらかな光がゆらゆら飛ぶ姿はなんとも風流でした。

道に出てくる虫たち

道に出てくる虫たち

 夜になると、昼間はくさむらの影に隠れていた生き物たちも、餌を求めて歩道にでてきます。

エンマコオロギ

エンマコオロギ

 コオロギの王様、エンマコオロギは何度も姿を現してくれました。

クツワムシ

クツワムシ

 虫の音といっても、きれいな音ばかりではありません。「ガチャガチャガチャ」と、やかましい音を出しているのはクツワムシ。音も大きければ体も大きい、特大サイズのバッタです。一生懸命ハネをこすり合わせて音を出していました。

 「虫の声」という童謡には、マツムシ・クツワムシ・スズムシ・キリギリス・ウマオイがでてきますが、今回の観察会ではウマオイ以外すべての虫の音を聞いたり、姿を観察したりすることができました。
 「秋の夜長を鳴き通す、ああ面白い虫の声」

その他、見られた(音を聴けた)虫たち

クチキコオロギ

クチキコオロギ

ツヅレサセコオロギ

ツヅレサセコオロギ

キリギリス

キリギリス