対馬野生生物保護センター

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2005年2月:ツシマヤマネコの死体収容について(佐護仁田ノ内)

2005年2月ヤマネコニュース

ツシマヤマネコの死体収容について(お知らせ)

投稿者:大林 投稿日:2005/02/16(Wed) 00:18 No.71

12日(土)11:30頃、対馬市上県町佐護仁田ノ内(にたのうち)においてツシマヤマネコの死体を収容しました。死体の状態が悪いため、死因は現時点で不明です。今年に入って、死体発見は1頭目です(今年度5頭目(治療中死亡1頭含む))。

(詳細)
1.発見日時 平成17年2月12日 午前中

2.発見場所 対馬市上県町佐護仁田ノ内の民家の裏

3.発見の経緯
仁田ノ内住民が2週間ほど前に自宅の民家裏で死体を発見したが、ヤマネコの死体との認識なくそのまま放置。12日、近所の佐護小学生がその死体を見てヤマネコとわかったため、センターに連絡が入り、その後、死体を対馬野生生物保護センターに収容した。

4.個体の情報
(1)性別 不明
(2)年齢 成獣と思われる
(3)体重 1200g(体の相当部が既に欠損していたため、体重は参考値)
(4)死体の状態 死後、相当日数経過している。下腹部及び脚の肉、内臓、眼球等既に損失
(5)死因 不明(骨折はなし、衰弱死の可能性が高い)