対馬野生生物保護センター

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2004年3月:センターの活動日誌・卒業

2004年3月の活動

ありがとうございました

投稿者:山本 投稿日:2004/03/30(火曜) 22:31No.405

今朝、佐護平野にナベヅルが60羽くらい下りていました。昼前にはセンターの窓からV字になって飛んでいく様子が見えました。対馬では、2月末から3月初めにマナヅルが、3月末から4月初めにナベヅルが渡ってきて一晩羽根を休めて飛んでいきます。こうして鳥や花の様子で季節を感じられるということはすばらしいことです。

人事異動で対馬を離れることになりました。今日が最後の日記です。3年間本当にお世話になりました。センターも3人代わって体制がガラっと変わりますが、これまで以上にヤマネコのこと、対馬の自然のことを伝えてくれることと思います。少し離れて応援していきたいと思っています。

私にとって、対馬で暮らした3年間は本当に充実した日々でした。楽しかったことも大変だったことも、思い出になるにはまだ時間がかかりますが、忘れられない時間になりそうです。みなさんと出会えて本当によかった。これから自然保護に携わっていく上で、基礎となる考え方が固まったような気がします。

4月からは東京勤務なので、渡り鳥の種類で季節を感じることが難しそうです。今度はこのホームページで対馬の空気を感じていきたいと思います。

本当にありがとうございました。4月からの新しいセンターも引き続きよろしくお願いします。

すみれの花さく頃~

林道に咲き乱れるスミレ

投稿者:三谷 投稿日:2004/03/27(土曜) 18:42No.402

 調査の最中にスミレの花が満開で、いよいよ春到来です。

 春は卒業の季節ですが、3月末で対馬をはなれることになりました。
 長かったようでアッという間の3年半でした。最初はヤマネコのことも対馬のこともほとんど知らなかったのですが、対馬の皆様によくしていただきながら、徐々に分かってくるにつれ愛着がわき、今では第二のふるさとのように思えます。
 人々のかたわらに何げなくヤマネコや対馬の生き物達が暮らし続ける対馬であって欲しいと願います。

 みなさま、どうもありがとうございました。