対馬野生生物保護センター

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2003年10月:センターの活動日誌・調査研究

2003年10月の活動

だいぶ寒くなりました。

 投稿者:三谷 投稿日:2003/10/31(金曜)18:52No.304

 気がつけば、もう10月の末と寒くなりました。

 フンに番号をつけて観察するフン消失調査でも、フンが長く残るようになりました。夏場はフンを昆虫が食べてしまうので、フンがされた後、数週間でなくなってしまうこともありましたが、だいぶ寿命が延びてきました。こんな所にも季節があるのですね。ここで一句

 秋もみじ フンの命も 長かれと

意味不明ですね。失礼しました。

フン分析

シャーレにのせられたフン

 投稿者:三谷 投稿日:2003/10/24(金曜)20:43No.299

 先週からフンを分析して、ヤマネコやノラネコが何を食べているのか調べています。同じような場所に住むヤマネコとノラネコの食べ物を比べて、ノラネコが病気の感染源というだけではなく、食べ物の競争という面でもヤマネコに影響を与えているのかどうか推測します。大学生も手伝ってくれていますが、細かい作業なので大変です。

 まずフンを茶こしなど、細かいメッシュの上で流水でよく洗い、メッシュの上に残ったものを乾燥します。こうしてヤマネコが食べたものの中で消化されなかったものを分析します。ネズミの毛や骨、鳥の羽や足(!)、昆虫などがでてきます。ずっとより分け作業を続けていると熟練した職人のようになってきて、小さな小さなネズミの歯も見つけるようになってきます。

 いろいろなものが出てくるので、分析しているうちに見ているものがフンなことを忘れて熱中してしまうのは、センターのイベントでフン分析を体験された皆さんと同じです。フンの力・・・・。

今日は、2回目の巡視へ

 投稿者:阿比留 投稿日:2003/10/18(土曜)23:14No.296

 今日は2回目の巡視でしたが、棹崎公園は前回とかわらず何事もなく終りました。巡視のついでに痕跡調査をしていますが、前回は、少なかったテンのフンは35個、ヤマネコのフンが11個とかなり多く、見つかりました。

 今回は、異常にヤマネコのフンがテンのフンの上に重なって痕跡を残しているのが多く見かけられました。まるで「自分のナワバリだ・・」と示しているかのように感じました。

大学に行きました

研究室で実験中の職員

 投稿者:三谷 投稿日:2003/10/11(土曜)17:12No.291

 今週のお休みは大学に行ってきました。

 ツシマヤマネコがどんなものを食べているのか、ごくごく微量のサンプルで測定できるアイソトープ分析という方法で実験しています。昔、ヤマネコがたくさんいた頃の剥製の抜け毛と、今のヤマネコの毛を測定して比較すれば、昔と今で食べ物に違いがあるのか分かります。昔に比べてツシマヤマネコが餌を捕りづらくなっているのかどうか、推測できるかもしれません。

 写真は実験室の様子です。いつも時間に追いつめられながら実験している私を見かねて、研究室の方が手伝ってくださいました。