対馬野生生物保護センター

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2003年7月:センターの活動日誌・学ぶ

2003年7月の活動

ツシマヤマネコ展、上対馬で好評開催中!

上対馬(かみつしま)総合センターの壁に貼られたヤマネコ展示

 投稿者:村山 投稿日:2003/07/30(水曜)13:26No.244

7月25日から上対馬総合センターで開催中のツシマヤマネコ展ですが、大変好評の様子です。アンケートにも答えていただいていますが、鳴き声やフン分析、足跡などの、ヤマネコを実感できるような展示物が子どもたちには人気のようです。

8月1日(金)と7日(木)にはツシマヤマネコ展の会場で柚木修さんによる自由研究相談会が開催されますので、自由研究について相談したいことがある小中学生はぜひ出かけてみて下さい。

梅雨明けはしたもののどこか涼しい対馬です。今日はヒトツバタゴの自生地、岐阜県から来た小学6年生が午前中のあまりの寒さに海水浴は切り上げてセンターを見学にきてくれました。ヤマネコについて勉強してもらえたことは嬉しいですが、せっかく楽しみにしていた海水浴ですので、午後からは水温が上がっているとよいのですが・・。

60名の小学生とは その2

センターの玄関前で子ども達に説明する職員

 投稿者:荻野 投稿日:2003/07/26(土曜)19:11No.242

 木曜日は日誌を書くのを忘れていました。すみません。

 昨日は、三谷さんの日誌にもある通り、九州北部から60名の小学生をセンターに迎えました。
 私は3つのコースのうちの一つ、痕跡探し体験を担当しました。このコースは、棹崎公園内を歩きながらヤマネコをはじめ、テンやイタチ、シカ、トリなどの「動物がそこに生きている証拠=フンや足跡」を探すというもの。普段街中に住んでいるとなかなか人間以外の動物が生きているという実感はわかないものです。ですから歩きながらヤマネコのフンを見つけても「本当にここにツシマヤマネコがいるの!?」と子ども達に何度も聞かれ、「これは何のフン?これは何?」の質問の嵐。普段見ることも実感もできない動物達がここに生きているのを知れるのがとっても嬉しいようです。そしてみんなでフンをツンツン。ネズミの毛や植物が入っている事に気付いたりと、コースが終わる頃にはみなさんもうすっかりヤマネコ博士です。
 準備は大変でしたが、子ども達の「すごく楽しかった!」という声と顔を見る度に、本当に嬉しい気持ちになります。野生生物は気をつければ意外にも身近にいるのかもしれません。今回参加した子ども達が、このままの優しい気持ちを持って成長してくれる事を願います。
みなさんまた来てくださいね!

60名の小学生とは

 投稿者:三谷 投稿日:2003/07/26(土曜)01:41No.241

 今日の午前中、九州北部3県から60名の小学生を迎えてヤマネコ講座を行いました。内容は、これまでもセンターで行われてきた「ヤマネコ博士養成教室」「痕跡(フン)探し」「ヤマネコのフン分析」の3講座なのですが、センターの野外を含む子供向け講座として過去最高人数なので、準備も大変でした。

 60人の小学生を3グループに分けて、3つの講座を交代で受けてもらいました。ということは、スタッフは同じ内容を3回繰り返すということです。私はフン分析を担当しました。メンバーや状況により各グループの雰囲気は変わるのですが、フンのなかから何かみつけ始めると、熱中して、「これ何ですか、これ何ですか?」の洪水になるのは、どの班も同じです。子供達は楽しんでくれたようで、ホッとしています。

 参加した子供達の多くが、自然や野生動物が身近に感じられる大人になりますように。

自由研究相談会!

 投稿者:山本 投稿日:2003/07/22(火曜)17:49No.238

この夏、移動ツシマヤマネコ展を3町で開催しますが(イベント情報参照)、開催期間中に、柚木修さんによる「自由研究相談会」が開催されます。柚木さんは、センターの自然教室の講師としても何度も登場されていますが、鳥を中心として自然に関する知識が豊富で、話も楽しい方です。
自然や生きものをテーマに自由研究をしようと思っているあなた!困ったことがあったらぜひ相談に行ってみて下さい。自由研究でなくても、日ごろの疑問、質問に答えてくれるはず。お楽しみに!
日程は、
8/1(金) 上対馬総合センター
8/7(木) 上対馬総合センター
8/19(火) 厳原町中央公民館
8/28(木) 豊玉町中央公民館
時間はいずれも13:00〜17:00です。

「あなたが世界を変える日」

あなたが世界を変える日の表紙

 投稿者:三谷 投稿日:2003/07/18(金曜)22:32No.235

 「あなたが世界を変える日」は、最近、出版された本です。カナダ人の12歳の少女セヴァン・カリス=スズキが、1992年にブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた環境サミットで行ったスピーチの内容と彼女がそこに至る経緯が書かれています。このスピーチは、「リオの伝説のスピーチ」といわれています。

 その中の有名な一節を紹介します。「(略)絶滅した動物をどうやって生き返らせるのか、あなたは知らないでしょう。そして、今や砂漠となってしまった場所にどうやって森をよみがえらせるのかあなたは知らないでしょう。どうやって直すのかわからないものを、こわし続けるのはやめてください。」

 とてもシンプルで納得できる一言だったので感動しました。また、彼女が自分の中の種のような気持ちを育て、ごく素直に行動して、実現していく様子は、読んでいて気持ちがいいですよ。
 新聞にこの本の書評がのった日に島内の書店で買いました。対馬の流通も、本土に劣らないということかと頼もしかったです。 

絵もきれいです。

ツシマヤマネコスタディーツアー

 投稿者:村山 投稿日:2003/07/17(木曜)14:26No.233

8月24日〜8月26日、ツシマヤマネコについて勉強したい!という学生の方を対象に、ツシマヤマネコ・スタディーツアーを開催します。

日本獣医畜産大学野生動物学教室の羽山伸一助教授、対馬在住のナチュラリスト柚木修さん、センターの山本さんを講師として、野生生物の保護、ツシマヤマネコの保護対策、地域とツシマヤマネコとの共生などについての講義を実施します。そして地域の方と対馬体験ツアーを通してツシマヤマネコ保護をじっくり考える機会になる予定です。
7月25日が申込み締切となっていますので、参加したい方はぜひ!

雨・雨・雨

 投稿者:三谷 投稿日:2003/07/11(金曜)23:00No.230

 今日は、室内で資料の整理やまとめをしていました。1日中、雨ふりで、外を見ればドンヨリとした空気が漂っています。

 夕方、南限調査を担当されているMさんがいらっしゃいました。南限調査とは、上島のツシマヤマネコ分布域の南限、つまり豊玉町・美津島町あたりの痕跡調査のことです。なんと、この雨の中、痕跡調査をされたということで、見つけたフンを持って来られました。本当に、お疲れさまでした。

 ツシマヤマネコの分布調査は、多くの人々による地道な作業の積み重ねで行われています。調査中に自然は様々ものを見せてくれますし、楽しいことも多いですが、大変な時もあります。でも、「ヤマネコ保護や対策の基礎資料として役立てたい」という目標があればこそ、みんなで頑張っています。