対馬野生生物保護センター

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2003年3月:センターの活動日誌・食べる

2003年3月の活動

春の味覚までは、もうちょっと〜

直立しているタラの木

 投稿者:村山 投稿日:2003/03/26(水曜)16:38No.149

今日も天気が良く、ぽかぽか陽気です。年度末の慌しい時期ではありますが、木庭作を見に行ってきました。麦が青々とそだっています。
道端にはおっと、美味しい春の山菜の王様「タラの芽」が・・・!でも、食べるには少し小さすぎましたが春だな〜と感じました。

山に入って山菜を採るときには地主のかたに連絡をし、許可を頂いてから、マナーを守って楽しみたいですね。

そばぼうちょう

ソバを切っている職員

 投稿者:三谷 投稿日:2003/03/14(金曜)23:42No.141

 先日、対馬のソバの料理法のひとつ、「そばぼうちょう」を食べさせていただきました。普通、ソバは、ツルツルとしたのどごしで、サラリと食べるのがいいですよね。でも、そばぼうちょうの麺は太く短く、お汁がドロリとしています。(前回、3月8日の日記に写真)

 作り方は、ソバを簡単にこねて、延ばして切った後、煮えたぎったダシ汁に、いきなり入れて、そのまま味をつけます。ダシは、あぶった魚や椎茸でとるそうです。
 ふるまってくださった方が、「ドロッとしていて暖まるだろう?」と言われたので、「このソバは目指している方向が違う!」と気が付きました。普通のソバとは違いますが、モチモチとした歯ごたえの麺と合わさって、「そばぼうちょう」としての美味しさがあります。阿比留さんによると、体の冷える猟師さんの料理、ということです。

 写真は一緒にお伺いした方が、ソバうちをさせてもらっているところです。対馬の昔からの暮らしを見せていただいて、楽しかったです。ソバうち用の板も、なんと立派なこと!

しまったしまった

おいしそうなソバぼうちょう

 投稿者:三谷 投稿日:2003/03/08(土曜)17:56No.136

 昨日は、日記を忘れてしまいました。夕方、美津島町の賀谷で野生復帰させたヤマネコ(Fg-19)のモニター(位置と動いているかどうかの確認)を深夜までしていましたので、つい・・・というのが言い訳です。今の所、Fg-19は復帰させた地点の近くにいます。なんとか無事に野生で暮らしていってもらいたいと、しばらく目が離せません。

 さて、先日、磯物取り(漁業権が必要です。)について行きました。これまでも地元の方が「てぼ(竹で編んだカゴ)」をからって(背負って)、磯へ行く姿をみかけていたものの、磯でどんなことをされているんだろう?と興味津々だったので、喜んで行きました。

 岩には、アオサや岩ノリ、フノリ、カメノテ、フジツボ、おいしそうなものがたくさん。磯物取りや山菜取りなど(狩猟)採集生活に接すると、つくづく「人間って自然に生かされているんだなぁ・・・」と感じます。でも、私が「ふんだんな自然の恵み」を感じた対馬の磯は、ずっと暮らしている海女さんによれば、以前に比べれば全然採れなくなったということです。対馬の自然の変化について、最もよく御存じなのは、対馬の農林漁業に携わる方かもしれませんね。

 いただいたアオサは、佃煮やテンプラにして食べ、残りは冷凍保存や家に送ったりしました。都会の家族は、私が送った「対馬詰め合わせ」に「こういうのが一番嬉しい」と大喜びでした。ちなみに中身は「アオサ」「フノリ」「乾燥しいたけ」「木庭作で作ったそば粉」です。「対馬の幻のソバだから、他のソバ粉よりも高かったんじゃないか?」と心配される位、いい物もらった!と喜んでいました。対馬産品のよさが、都会の人にもっと伝わるといいですね。

 写真は「ソバぼうちょう」です。ドロリと美味しい対馬のソバぼうちょうの話は、また今度。