対馬野生生物保護センター

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2003年1月:センターの活動日誌・フンについて

2003年1月の活動

フンの消失スピード

フンの写真その1

 投稿者:三谷 投稿日:2003/01/17(金曜)18:12No.98

 どの位の期間で、落とされたヤマネコのフンがなくなるのかわかりますか?あまりにマニアックな疑問で、書きながら自分でもちょっと恥ずかしい・・・。

 今日の午後は、そんな疑問に答える為、ヤマネコフンを、コンクリートの上、林の中などにおいてみました。おいたヤマネコフンは、ここ1ヶ月にされたことが確認されているヤマネコフンです。これから一定期間おきに観察をしていきます。

 それはいいけど、そんなことをして何になるのでしょうか?今、対馬島内の広い範囲でヤマネコの痕跡調査が行われています。そのルートに落ちているフンの数でヤマネコのおおよその多い少ないがわかるのではないかと検討しています。落ちているフンは新しかったり、古かったりです。また、痕跡調査をする時期も必ずしも一定ではありません。そこで、どれくらいの期間フンが残っているのかだいたいの目安を知りたいのです。

 写真は、今日おいてきたフンの1つです。何か食べている最中の方には、ゴメンナサイ。ヤマネコのフンにはネズミの毛が多く含まれ、古くなると、フェルトの塊のようになります。ご批判がなければ、時折、観察中のフンの経過写真をご紹介します。

予想外の反応が!(ちょっと嬉しい・・・)

フンの写真その2

 投稿者:三谷 投稿日:2003/01/19(日曜)19:10No.101

 なんと!17日の日記を見て、フンの写真がよくわからないので説明を入れて欲しいというメールが来ました。

 ありがたいことです。ご希望があったということで、この間の写真に「囲み」を入れたもの、そしてバッチリ写っているものをのせてみます。前回より、さらに、何か食べている最中の方ゴメンナサイ。

バッチリの写真

フンの写真その3・・・

 投稿者:三谷 投稿日: 2003/01/19(日曜)19:13No.102

大きさと重さを測って、写真撮影して状態を記録しています。

しまった!

 投稿者:三谷 投稿日:2003/01/25(土曜)17:56No.106

 金曜日担当だったのに、日記を忘れてしまいました。今日は、阿比留さんはお休みなので、ピンチヒッターも兼ねるということで(言い訳)。

 昨日は、先週から始めたフンの消失スピード試験のため、フンの観察をしました。ヤマネコの生態調査のために来ていた大学院生のH君にも手伝ってもらいました。こちらでは22〜23日の夜に雨が降り、コンクリートの上に置いたフン2つのうちひとつは、80cm流れていました。もうひとつの方は、一部が無くなり、残りは2m40cm流れていました。予想していたとおりですが、アスファルト道路で痕跡調査をするときは、雨の影響をかなり受けるということが分かりました。

 さきほど、保護収容中のヤマネコ(Fn-20)の所へ言ってきました。野生動物であるツシマヤマネコを保護したときは、健康状態と併せて、人馴れしないように気を使います。今日のFn-20は、人間の姿を見ると、物陰に隠れて唸っていました。野生動物はペットとは違います。人間に馴れないことが、野外復帰の条件のひとつですから、警戒して近づいて来ないのは、喜ばしいことです。