Tsushima Wildlife Conservation Center (TWCC)

対馬野生生物保護センター

ツシマヤマネコニュース

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2017年10月12日

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2017年10月12日一本の電話が、救護に繋がりました

ツシマヤマネコニュース 蔭浦

821日(月)の夕方、「道路の真ん中でうずくまるヤマネコを見た」と住民の方からお電話をいただきました。現場に向かうと、目撃から数時間経っているにも関わらず、道路のすぐ脇の山林内に座っているヤマネコを見つけました。

翌日、自動撮影カメラを設置してその様子を調べたところ、足を引きずって歩くヤマネコが撮影されたことから、急遽救護捕獲のためのワナの設置を開始しました。

この生粋の野生ヤマネコ、人の気配や周囲の変化に敏感なのか、捕獲ワナをおいてもなかなか寄っては来ず、もどかしくもすぐに捕まえることができませんでした。センター職員との知恵比べのような日が続きましたが、徐々に捕獲ワナへの警戒が解けてきて、926日(火)の夜にようやく保護できました。

↑捕獲直後の様子

↑センターにてすぐに個体の状況を確認する検査を実施

レントゲン検査の結果、骨盤骨折が見られ、車か何かに当たってしまった可能性が高いと考えられました。

後ろ足の動き方にやや異常がみられましたが、治療を行って、自力で餌が捕れることなど野生で生きていける状態と判断されたら森へ帰すことを目指しております。

 

 

このヤマネコは、「対馬市峰町の"三根"と"佐賀"の間の道路で見つかったオス」ということにちなんで、

通報者の方に「みさお」という愛称を付けてもらいました。

 

↑屋外ケージに移された「みさお」

 

 

 

みさおの今後の経過は職員日誌でも随時報告していきます。

無事野生に帰れることを願って、みなさまにも見守っていただけたら幸いです。

 

 

今回、偶然通りかかったときに勇気あるお電話をくださった住民の方には、本当に感謝です。

野生の世界でも、人間の影響でケガを負い、死んでしまう個体もいます。しかし、例え偶然だとしても、その通報がきっかけで助かる可能性もゼロではありません!

 

 

「もしかしてヤマネコかな?」と思ったら、ぜひお気軽にヤマネコセンターまでご連絡をお願いします。交通事故対策へ活用するため、道路上での目撃情報も募集しています。

 

 

↑新しいダイヤルステッカーを作りましたので、島内にどんどん配布していきます!(^^)

※早朝や夜間は、転送先の携帯電話で対応します。

引き続き、地域のみなさまのご協力をよろしくお願いいたします!

蔭浦

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