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【お知らせ】「ツシマヤマネコ野生復帰シンポジウム」の開催について
2011.01.20 九州地方環境事務所
ツシマヤマネコは、長崎県対馬のみに生息し、生息数80~110頭と推定されていることから環境省レッドリストでは最も絶滅のおそれが高い絶滅危惧<1>Aに位置づけられ国内希少野生動植物種に指定されています。
このため、環境省では、種の保存法に基づき、これまで、生息状況の把握、生息環境の維持・改善、飼育下での繁殖等の事業に、関係機関、団体の協力の下、取り組んできましたが、平成23年度からは、新たに飼育下で繁殖した個体の野生復帰を実現するための事業に着手することとしております。(平成23年度から野生復帰施設の整備を予定)
今回のシンポジウムは、今後の野生復帰の取り組みを、自然共生を目指した地域づくりと連携したものとするため、ツシマヤマネコの野生復帰の意義などについて市民の皆さんにご紹介するとともに、地域づくりとと連携してトキあるいはコウノトリの希少動物の野生復帰に先進的に取り組んでこられた佐渡市、豊岡市の地域活動の事例を紹介していただくこととしています。
1、名称
ツシマヤマネコ野生復帰シンポジウム
2、主催
環境省九州地方環境事務所
3、共催
九州森林管理局
長崎県
対馬市
4、後援
対馬市民ボランティア連絡協議会
5、概要
1)開催日時
平成23年1月23日(日)13:30~16:30(開場12:00)
2)場所
対馬市交流センター イベントホール 入場無料
3)プログラム
- 講演
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- 佐渡市長 高野宏一郎:
- 「人とトキが共生する島」~環境と経済の両立のために
- 豊岡市長 中貝宗治:
- コウノトリと共に生きる~豊岡の挑戦~
- 対馬野生生物保護センター:
- ツシマヤマネコの野生復帰事業
- パネルディスカッション
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- 「対馬もヤマネコも」
- コーディネーター:
- 日本獣医生命科学大学野生動物教育研究機構長 羽山伸一
- パネリスト
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佐渡市長 高野宏一郎
豊岡市長 中貝宗治
対馬市長 財部能成
NPO法人ツシマヤマネコを守る会 会長 山村辰美
環境省自然環境局長 渡辺綱男
添付資料
チラシ [PDF 364]