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【お知らせ】霧島連山携帯トイレ普及啓発キャンペーンの実施について
2009.05.26 九州地方環境事務所
霧島屋久国立公園の霧島連山は、豊かな自然に恵まれ、年間を通じて多くの登山者が訪れています。しかし、歩行に長時間を要しながら途中にトイレがないことから、野外での排泄行為により発生する汚物やゴミの散乱、用を足すための踏圧による植生の損傷などが問題となっています。
このため、登山者の利便性を向上させるとともに、霧島連山の自然環境の保全を図るため、登山者自らがその排泄物を持ち帰る「携帯トイレ」の導入を今年度から進めています。この取組の一層の推進を図るため、ミヤマキリシマ開花期の5月31日(日)に「携帯トイレ普及啓発キャンペーン」を実施します。
1 実施日
平成21年 5月31日(日) 8:00~15:00
(荒天時は中止)
2 主催
霧島連山携帯トイレ管理運営協議会
3 実施内容
(1)携帯トイレ用簡易テントブース及び回収ボックスの設置
霧島縦走線沿線の琵琶池と獅子戸岳・新燃岳鞍部の2箇所に携帯トイレ用簡易テントブースを設置するとともに、えびの高原、高千穂河原及び大浪池登山口の3箇所に携帯トイレ専用回収ボックスを設置。
※携帯トイレ専用回収ボックスはキャンペーン後も継続して設置
(2)霧島連山トレッキング参加者への携帯トイレの無料配布とアンケート調査の実施
(社)霧島市観光協会主催の霧島連山トレッキング「ミヤマキリシマ観賞霧島連山縦走」の参加者に対し、携帯トイレを無料配布するとともに、その使用感等についてアンケート調査を実施
(3)一般登山者へのアンケート調査の実施と携帯トイレの販売
主要登山口等において、アンケート調査を実施するとともに、アンケート協力者に携帯トイレを割引販売(200名程度)
(4)一般登山者への普及啓発チラシの配布
主要登山口等において、携帯トイレ普及啓発チラシを配布(別添)
4 今後の予定
- 常設の携帯トイレブースについては、今年秋頃に整備予定
- 携帯トイレ専用回収ボックスはキャンペーン後も継続して設置するとともに、えびのエコミュージアムセンター及び高千穂河原パークサービスセンターにおいて携帯トイレを販売
5 その他
今回無料で配布する携帯トイレは、株式会社総合サービス(本社:東京都中央区八重洲1-6-19 福清ビル8階)より提供頂きました。
<参考>霧島連山携帯トイレ管理運営協議会構成機関
会長 | : | 霧島市観光課長 |
副会長 | : | 高原町まちづくり推進課長 |
事務局 | : | (財)自然公園財団えびの支部所長 |
構成機関 | : | 鹿児島森林管理署 宮崎森林管理署都城支署 九州地方環境事務所国立公園・保全整備課 えびの自然保護官事務所 宮崎県自然環境課 鹿児島県観光課 鹿児島県自然保護課 都城市商業観光課 小林市商工観光課 えびの市観光商工課 高原町まちづくり推進課 霧島市観光課 湧水町商工観光課 都城市山岳会 鹿児島県山岳連盟 (社)都城観光協会 小林市観光協会 えびの市観光協会 高原町観光協会 (社)霧島市観光協会 霧島山麓湧水町観光協会 (財)自然公園財団えびの支部 |