九州地方環境事務所

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【開催報告】「平成20年度環境教育リーダー研修基礎講座」を開催しました

2009.01.08 九州地方環境事務所

 九州地方環境事務所では、平成20年11月19日〜20日に大分県由布市の湯布院自然の家(ゆふの丘プラザ)にて「平成20年度環境教育リーダー研修基礎講座」を開催しました。
 この研修は、環境省と文部科学省との共催事業で、各地方環境事務所が開催県の教育委員会と協力して行っているものです。学校の教職員や地域で環境保全活動を行っている方を対象として体験学習を重視した研修を行い、環境教育の実践者を育成することを目的としています。
 今回大分県で開催した研修には、九州各県より61人(うち教職員の方が30人、一般の方が31人)の方にご参加いただきました。平成21年度についても開催地等が決まりましたら、ホームページなどを通じてお知らせします。
 以下、今年度の研修内容の一部を簡単にご紹介します。

●基調講演「環境教育と地域連携について」

講師:大分大学教育福祉科学部教授 川野 田實夫 氏

基調講演
 これまで、川野教授自身が大野川流域で、行政や地域のNPOの方と連携して実施してこられた環境教育と関連する様々な取組や、現在、大分大学で行われている環境教育などについてご紹介していただきました。
 「環境教育の実践に当たっては、楽しく、そして「地域と響きあう」ことが大事」との教授の言葉に参加者も熱心に聞き入っていました。

●班別体験学習(参加者を5つ班に分けて体験学習を行いました。)

・第1班 「自然観察を通して私の地域を自慢しよう」

講師:NPO法人おおいた生物多様性保全センター理事長 足立 高行 氏

班別体験学習 第1班 足立
 施設近隣のフィールドで自然観察を行ったうえで、班をグループ分けし、「水」、「森」、「土」などをテーマとして、「地域の自慢」をグループごとにまとめていきました。
 班員の方からは、「今まで当たり前のように感じていた自分の住む地域の自然は実は皆さんに自慢できるものだとわかった。」などの感想が寄せられました。

・第2班 「森と学び」

講師:山川草木シューレ森と人々をつなぐ会 木村 秀和 氏

班別体験学習 第2班 木村
 「感性」や「自然との接触」をキーワードとして、班員同士での討議やアートの要素を加えたワークショップなどを通じて、自然を感じる大切などを学んでいきました。
 班員の方からは、「感性による環境教育という非常に難しいテーマであった。実践となると難しい面もあるが、子ども達の感性に訴えることはとても大切だと思います。」などの感想が寄せられました。

・第3班 「地域に根ざし住民とともにすすめる温暖化防止活動」

講師:中津市地球温暖化対策協議会代表 久保 皓一 氏

班別体験学習 第3班 久保
 「地球温暖化対策は皿の上から始まる」をテーマとし、地域において食の地産・地消を進めていくための手段を講師の経験談や各班員の体験発表も交えつつ、皆で話し合いました。
 班員の方からは、「班員は皆、職種や立場が違うので、いろいろな視点・観点からの意見を聞けて有意義だった。」、「人と人のつながりは何をするのにも大切だと感じた。」などの感想が寄せられました。

・第4班 「大分エネルギー地産・地消!」

講師:大分県立大分工業高等学校教諭 羽田野 修一 氏

班別体験学習 第4班 羽田野
 講師から大分県の自然エネルギー供給可能率の高さなどをご紹介いただいたうえで、なぜ、エネルギーの地産地消が大事なのかを説明いただきました。
 また、ペットボトルを利用したLED点灯装置(光るペットボトル風車)の制作や電動バイクの試乗なども行いました。
 班員の方からは、「環境やエネルギーの問題は難しいと感じていたが、とても身近なものであり、自分にもできる取組があると感じた。」などの感想が寄せられました。

・第5班 「リズムと音で環境保護の感性を育む」

講師:日本感性教育学会大分県支部 濱田 静香 氏

班別体験学習 第5班 濱田
 講師から環境教育で重要である「気づき」を喚起する際に、「音(音楽)」というツールが非常に有効であることを説明いただきました。
 また、実際に班員各自が古紙やペットボトルなど身近なモノを利用して即興楽器を作成するなどして、「ミュージックケア」を体験しました。
 班員の方からは、「気づくことの大切さがわかった。」、「気づきを促進させる手段の一つとして音楽があるのだと感じた。」などの感想が寄せられました。

添付資料