九州地方環境事務所

ここからメニュー ジャンプして本文へ

ここから本文 ジャンプしてメニューへ

報道発表資料

九州地方環境事務所報道発表資料>2010年度

【お知らせ】平成22年 屋久島主要山岳部の利用動向調査の結果と快適登山日カレンダーの作成公表について

2011.03.29 九州地方環境事務所

 環境省では、霧島屋久国立公園で、世界遺産にも登録されている屋久島山岳部の利用動向を把握するため、平成18年より、荒川登山口と白谷雲水峡から縄文杉方面へ向かう入山者が通過する大株歩道と、宮之浦岳方面に向かう淀川登山口に赤外線カウンターを設置し、入山者数を計数しています。今般、平成22年の調査結果がまとまりましたのでお知らせします。
 これらの調査結果を受けて、特に入山者の集中する縄文杉への利用の分散を促すことにより、自然環境への負荷の低減、利用環境の改善を図るため、平成23年シーズンの縄文杉ルートの混雑日を予想した「快適登山日カレンダー」を作成・ホームページ公表いたしましたので、あわせてお知らせします。

<1>.屋久島主要山岳部の利用動向調査

(1)調査の目的

 近年、屋久島の山岳部では入山者の増加により、登山道脇の植生荒廃、山岳部トイレにおけるし尿処理量の増加、トイレの待ち時間の増大、登山道の渋滞や混雑感の増大等、自然環境・利用環境の悪化が懸念されています。
 環境省では、屋久島の世界遺産地域及び国立公園地域である屋久島山岳部の適正な管理を行うための基礎情報として、利用動向を把握することを目的とした自動観測装置(赤外線カウンター)による入山者数調査を実施しています。

(2)カウンター設置箇所(位置図については資料2)

・大株歩道カウンター:
楠川分れ〜三代杉の間
荒川登山口及び白谷雲水峡から縄文杉に向かう入山者
・淀川登山口カウンター:
淀川登山口
淀川登山口から黒味岳、宮之浦岳に向かう入山者

(3)平成22年の調査結果について

 平成22年の屋久島主要山岳部の入山者数の合計は約10万2千人で、昨年比95.9%で、急増した平成20年(平成19年比138%)から引き続いて10万人を超え、多くの利用者が入山していることがわかりました。
 また、縄文杉ルートの1日あたりの入山者数は、ゴールデンウィーク(五連休)の中日であった5月3日に1,049人を記録し、入山者が900人を超えた5月2日、9月24日、10月10日や、500〜600人を超える日が続いた7〜8月とあわせて、大型連休や夏休み期間において顕著な入山集中の傾向が見られました。
 詳細については資料1をご覧下さい。

資料1:
平成22年の屋久島主要山岳部利用動向(カウンター)調査について [PDF 194KB]
資料2:
カウンター設置位置図 [PDF 76KB]

<2>.快適登山日カレンダー

 縄文杉登山を計画する利用者の方々に、混雑が予想される日を予め情報提供し、混雑日を避け、快適な登山をしていただくために快適登山日カレンダーを作成しました(資料3)。
 本カレンダーは過去の利用動向調査の結果から、縄文杉ルートの日別入山者数を予測し、予測された人数に応じて「快適日:200人以下」「平常日:201〜300人」「やや混雑日:301〜400人」「混雑日:401〜500人」「超混雑日:501人以上」にランク付けし、色分け・記号化したものです。各混雑レベルにおける混雑状況も写真で示しましたので参考としてください(資料4)。
 閑散日=「快適日」への利用分散を図ることにより、特定場所(縄文杉)・特定日における利用集中を少しでも解消し、自然環境への負荷の軽減・利用環境の質的改善を狙いとしています。

資料3:
2011年屋久島縄文杉快適登山日カレンダー [PDF 144KB]
資料4:
混雑レベル写真 [PDF 172KB]

<3>.問い合わせ先

九州地方環境事務所 屋久島自然保護官事務所
担当:松永、田川
TEL:0997-46-2992

<4>.参考ホームページ

屋久島世界遺産センター http://www.env.go.jp/park/kirishima/ywhcc/
・屋久島山岳部入下山者数データ http://www.env.go.jp/park/kirishima/ywhcc/np/cdata.htm
・縄文杉快適登山日カレンダー http://www.env.go.jp/park/kirishima/ywhcc/tozan/kaitekic.htm