報道発表資料
【開催予定】-国際サンゴ礁年2008記念 屋久島世界遺産センター特別展示-
『覗いてみよう!サンゴ礁の世界』開催について(お知らせ)
2008.09.02 九州地方環境事務所
今年は国際サンゴ礁年です。屋久島では、縄文杉や宮之浦岳、白谷雲水峡などの山岳部やウミガメの上陸に注目が集まりますが、実は色とりどりの熱帯魚が集うサンゴ礁の海が広がっています。屋久島南西部に位置し、黒潮の影響により多様なサンゴ群集や魚が見られる塚崎海岸(栗生)は、霧島屋久国立公園海中公園地区にもなっています。
環境省では、屋久島を訪れる観光客や地元住民の方々にサンゴとサンゴ礁について理解を深めていただくとともに、屋久島の海を実際に訪れ、自然と触れ合う契機とすることを目的として、特別展示『覗いてみよう!サンゴ礁の世界』を開催します。
1.展示の概要
(1)日時:
平成20年8月29日(金)~10月7日(火) 9:00~17:00(入館は16:30まで)
(2)場所:
屋久島世界遺産センター・1F多目的ホール
(屋久島町安房前岳2739-343)
(3)主催:
九州地方環境事務所
財団法人屋久島環境文化財団
国際サンゴ礁年2008屋久島実行委員会
(4)概要:
- サンゴとサンゴ礁の違い、サンゴ礁のもたらす恵みや危機的な状況等を伝えるパネル展示
- 屋久島におけるサンゴ礁の分布や特徴を紹介するパネル展示
- 屋久島地区子どもパークレンジャーの活動紹介
- サンゴ礁の生き物写真展
2.国際サンゴ礁年2008とは
生態的・経済的・文化的に重要なサンゴ礁生態系の保全と修復が必要であるとの理解を高めるため、サンゴ礁保全の国際的な協力の枠組である「国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)」が、2008年を「国際サンゴ礁年」と決定。世界各国において、大勢の人にサンゴ礁についての理解を深めてもらうための普及啓発活動や、多様な主体(企業、NGO、行政、研究者、市民等)が連携したサンゴ礁保全活動が展開されています。
屋久島においても、ダイビング事業者等が参加する「国際サンゴ礁年2008屋久島実行委員会」が立ち上げられ、春田浜ネイチャーウォッチングリーフ(安房)における「コーラルウォッチ」(毎月)や海辺の安全教室の開催、「うみとなかよく通信」の発行等の活動が行われています。
連絡先
- 九州地方環境事務所
- 国立公園・保全整備課長 岡野 隆宏
屋久島自然保護官 森 有希
TEL:0997-46-2992
FAX:0997-46-2977